【イベントレポート】…

2023年12月12日に京都府人権擁護委員連合会男女共同参画委員会の方々に向けて、ジェンダー研修の講師をさせていただきました!京都府内における人権擁護委員の方々へは今回が2回目の講演となりますが、今回は「ジェンダーの基礎知識を知り、自分のバイアスを感じる」というテーマで研修を行いました。

  • テーマ:ジェンダーの基礎知識を知り、自分のバイアスを感じる
  • 主な内容(抜粋):
    1. ジェンダーに関する基礎知識
    2. 自分のアンコンシャスバイアスを知る
    3. 日本の現状クイズ
    4. グループディスカッション/振り返り
  • 日時:2023年12月12日(火)10:00-12:00(120分)
  • 実施方法:講師のみオンライン
  • 対象:京都府人権擁護委員連合会男女共同参画委員会委員

人権擁護委員協議会とは

人権擁護委員は法務大臣から委嘱された民間のボランティアで、全国の各市町村に約14,000人が配置されており、京都府では令和6年1月1日現在、270人の委員が「京都府人権擁護委員連合会」を組織して活動を行っています。

人権擁護委員は、さまざまな分野の経歴などを活かし、日常生活のなかで発生する人権問題について、法務局と連携して、地域の皆さんからの人権相談を受け、問題解決のお手伝いをしたり、人権侵害の被害者を救済したり、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような人権啓発活動を行っています。(相談・調査救済・啓発)

【法務省:人権擁護委員】

https://www.moj.go.jp/JINKEN/index_yougoiin-a.html

【法務省:人権相談】

https://www.moj.go.jp/JINKEN/index_soudan.html

電話は最寄りの法務局にかかり、人権擁護委員または法務局職員が対応します。

登壇者

室田 美鈴(むろた みすず)

【関心のあるテーマ】企業内に残るジェンダー格差の解消、企業や組織文化の改革

【活動歴】大企業での就労経験や夫の海外勤務への帯同を機に企業内に残る性別役割分担意識に違和感を持ち、2021年2月に参画。以降、企業向け事業の立ち上げや男性育休取得推進に向けた企画を実施中。

研修概要

研修は主に3つのパートに分けて行いました。

1. ジェンダーに関する基礎知識

今回はジェンダーついて初めて学ぶ方に向けて用語説明を行いました。

  • セックス(SEX)
  • ジェンダー(Gender)
  • ジェンダーバイアス
  • ジェンダーロール
  • ジェンダーギャップ
  • ジェンダーギャップ指数

2. 自分のアンコンシャスバイアスを知る

次のセッションでは「自分のアンコンシャスバイアスを知る」と題して、性別役割分担意識を測る簡単なチェックを行いました。

こちらのチェックはインターネットで誰でも実施できるバイアスチェック(IATテスト)をアレンジして作成をしました。 実際にチェックを行う中で、回答が分かれてしまったり、考えすぎて手を挙げられなかったり、とご自身の性別役割分担に関するバイアスを肌で感じていただくことができました。

3. 日本の現状クイズ

今回も日本の現状を伝えるべく、ジェンダーバイアス/ギャップを題材としたクイズを4問出題しました。

4. グループディスカッション/振り返り

これまでの説明やバイアスチェックなどを踏まえて、各グループで感じたことなどを共有いただきました。どのグループも時間いっぱいまで白熱した議論をしてくださっていました。 最後に各グループで話したことを全体にシェアいただきました。ご自身の家族のお話といった実際の経験談を共有いただき、ジェンダーやアンコンシャスバイアスに関する意識をより身近に感じていただけたと感じました。

最後に

質疑応答の中で「実際にどんなことに気をつけたら良いか」というご質問をいただきました。確かに昨今では相手を慮り過ぎて、うまく話せないといった悩みを持たれる方も多いと感じます。

まずは本日説明したアンコンシャスバイアスの存在を認識し日常生活の中で意識した上で、「相手としっかり対話をすること」が重要であることをお伝えしました。相手と対話をするためには、相手の考えや価値観をそのまま受け止め、話しやすい環境を醸成することも重要であることも合わせて説明しました。 2時間という長時間にもかかわらず、終始積極的にご質問やお意見をいただくことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

また事後アンケート※注1では

  • 他の委員との話し合いがあったことで、いろんな意見や考えを聞くことができて良かった
  • 立場のある人間のアンコンシャスバイアスは放置すると意図せず人を傷付けてしまう事、部下や子供、周囲の人の可能性を狭めてしまう事を知った
  • 相談相手の話を相手の価値観で聞き、相手の悩みを共有したいと思った

といったコメントをいただき、研修を通じて自分事としてジェンダー課題を感じていただくことができたと感じました。

ぜひ京都府内での今後の皆様の活動に活かしていただけると嬉しいと感じました。改めてご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

※注1:上述の事後アンケート結果は抜粋/一部改訂して掲載しています。

ジェンダーイコールと一緒に、社内研修を実施しませんか?

こちらよりお問い合わせをお待ちしております

【イベントレポート】…

2023年12月9日に神奈川自治労連/婦人部開催の「ジェンダー平等しゃべり場」の中で自治労連のメンバーに向けて「ジェンダーの基礎的な知識に関する研修」を実施しました。

実施概要

  • 研修名:ジェンダーの基礎知識を知り、自分事として課題意識を持つ
  • 主な内容(抜粋):
    • ジェンダーに関する基礎知識
    • アンコンシャスバイアスを感じる
    • 日本の現状クイズ
  • 日時:2023年12月9日(月)14:00-15:00(60分)
  • 実施方法:オフライン
  • 対象:神奈川自治労連メンバー(12名)

研修講師

室田美鈴(むろた みすず)

【関心のあるテーマ】

企業内に残るジェンダー格差の解消、企業や組織文化の改革

【活動歴】

大企業での就労経験や夫の海外勤務への帯同を機に企業内に残る性別役割分担意識に違和感を持ち、2021年2月に参画。以降、企業向け事業の立ち上げや男性育休取得推進に向けた企画を実施中。

研修概要

1. ジェンダーに関する基礎知識

今回はジェンダーについて初めて学ぶ方に向けて用語説明を行いました。

  • セックス(SEX)
  • ジェンダー(Gender)
  • ジェンダーバイアス
  • ジェンダーロール
  • ジェンダーギャップ

2. アンコンシャスバイアスを感じる

次のセッションでは「アンコンシャスバイアスを感じる」と題して、参加された方や登壇者の経験に基づいて自分自身のアンコンシャスバイアスを感じていただきました。 実際に簡単なチェックを行う中でバイアスを克服することの難しさも合わせて体験いただきました。

3. 日本の現状クイズ

加えて日本の現状を伝えるべく、ジェンダーバイアス/ギャップを題材としたクイズを3問出題しました。

4. 最後に

参加された皆さんがとても真剣にお話を聞き、リアクションをしてもらえたことが印象的でした。研修の後は「しゃべり場」として自治労連の方々に主導いただき、2つのグループに分かれて、日頃感じているもやもややジェンダーバイアスなどについてカジュアルにお話しいただきました。参加者の皆さんから日常生活の中で感じている、ジェンダーに関するさまざまな経験をお話しいただき、環境は少しずつ改善はしているものの、まだまだ変わる余地が多くあることを改めて実感する機会となりました。

参加者の声

また事後アンケート※注1 では、

  • 知っているつもりでちゃんと理解できていなかったこともあり、整理できた
  • 改めて意識する機会になった
  • 自分のバイアスに気付き、誰もが違う背景を持っており、それぞれを尊重したコミュニケーションを取りたい

といったコメントをいただき、研修を通じてジェンダー課題を身近に感じていただくことができたと感じました。

ぜひ神奈川県の各自治体にもこういった考え方を持った方が少しでも増えるといいなと感じました。改めてご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

※注1:上述の事後アンケート結果は抜粋/一部改訂して掲載しています

私たちはこれからも企業や団体の大小問わず、ジェンダーに関する周知/啓蒙活動を行っていきますのでご興味がある方はぜひ当団体にご連絡ください!

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【企業研修レポート】…

2022年3月3日、当団体へさまざまなご支援をいただいているルルレモンアスレティカJP合同会社様向けに社内研修を実施しました。本研修は国際女性デーでの社内企画前に社内のジェンダーに関する知見を深めたいという目的で行いました。今回は実際の研修概要について、イベントレポート形式でお届けします。

実施概要

  • 研修名:日本の「ジェンダー」について学ぼう
  • 日時:2022年3月3日(月)9:00-10:00(60分)
  • 実施方法:オンライン
  • 対象:社内有志(30名)※実施後、全社員向けに講義内容を配信

ルルレモンアスレティカJP合同会社

Mission

To elevate the world by unleashing the full potential within every one of us.

会社概要

会社名:ルルレモンアスレティカJP合同会社

企業概要:1998年にアメリカで創業したスポーツ衣料の小売業者。現在の本部はカナダバンクーバー。日本法人は2013年設立。HP:https://www.lululemon.co.jp/ja-jp/home

研修講師

田渕 恵梨子/代表理事

東京都北区在住。仕事と育児の両立をきっかけに、日本のジェンダーギャップに危機感を覚える。ジェンダーギャップをなくし、性別に関わらず誰もがキャリア形成・家事・育児をあたりまえに「自分ごと」として捉える社会をつくりたい。その強い思いから、同じ価値観をもつ複数の仲間と共に当法人を設立した。

目的

  • 国際女性デーの企画であるインフォグラフィックカードの配布に向けて、事前知識として社員にジェンダーに関する基礎知識を学んでもらう
  • ジェンダーバイアスに気がつくきっかけを提供する

研修アジェンダ

1. 「ジェンダー」に関する基礎知識を学ぼう

まずはジェンダーに関する基礎知識を学んでもらうために、ジェンダーに関する基礎知識について簡単に説明を行いました。

  • ジェンダー用語
    • セックス
    • ジェンダー
    • ジェンダーバイアス
  • ジェンダー格差とは
  • なぜジェンダーギャップが起きるのか
  • ジェンダーイコールが考える「ジェンダー平等」とは

2. ディスカッションタイム

講師からの説明を受けて、参加者の皆さんにはブレイクアウトルームに分かれて以下のことをシェアしていただきました。

  • 知らなかったこと/印象的だったこと
  • 今日の学びをどう活かしていきたいか
    • 国際女性デーの企画中に各店舗でどんな声がけをしていきたいか
    • 今日学んだことを周囲にどう伝えたいか

3. シェアタイム

ディスカッションタイムを受けて、各グループで話したことを全体にシェアしていただきました。実際に店舗に来られるお客様にどのような姿勢で声がけをしていくべきか真剣にお話しされている姿が印象的でした。

各グループから積極的に意見や経験をシェアいただくことができ、Lululemon様の明るくオープンな雰囲気を感じることができました。

4. 終わりに

最後にLululemon様の事務局の方から国際女性デーで実施する企画内容をご説明いただきました。

最後に世界にあるLululemonの中でLululemon Japanはジェンダー平等/啓蒙において先導を切って進めていきたいという力強い思いも伺うことができました。

参加者の声

  • 女性が育休取得や育児で休みを取ることに対して申し訳ないと思っているということ自体を知らなかった。今回の研修でまずは周囲の感情に気づくことが大切だと知った
  • 年上の人たちがネガティブなことを発信するだけではなくて、若い人の活力となる前向きなこともシェアしていくことも大切だと思った。後輩やこれからの若い人に向けて、自分は大丈夫だからあなたもできるよというようなロールモデルを示してあげたいと思った

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【企業研修レポート】…

2023年3月6日(月)、ジェンダーイコールは株式会社スープストックトーキョー様の社内研修「【よのな科】ジェンダーについて考える時間」を実施いたしました。
今回は実際の研修概要について、イベントレポート形式でお届けします。

実施概要

  • 研修名:【よのな科】ジェンダーについて考える時間
  • 日時:2023年3月6日(月)15:00-16:30(90分)
  • 実施方法:オンライン
  • 対象:全社(280名+店舗含む)

株式会社スープストックトーキョー

理念 

  • 世の中の体温をあげる

会社概要

  • 会社名:株式会社スープストックトーキョー
  • 代表取締役社長:松尾 真継
  • 従業員数:1,470名(2022年3月現在)
  • 企業概要:株式会社スープストックトーキョーは「世の中の体温をあげる」を企業理念に掲げ、食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」を始め、さまざまな食の事業を展開しています。
  • HP:https://www.soup-stock-tokyo.co.jp/

研修講師

田渕 恵梨子 / 代表理事

東京都北区在住。仕事と育児の両立をきっかけに、日本のジェンダーギャップに危機感を覚える。ジェンダーギャップをなくし、性別に関わらず誰もがキャリア形成・家事・育児をあたりまえに「自分ごと」として捉える社会をつくりたい。その強い思いから、同じ価値観をもつ複数の仲間と共に当法人を設立した。

目的

  1. 「ジェンダー」の本質を理解すること
  2. ジェンダー課題を知り、気づくこと
  3. ジェンダー平等社会がもたらす世界観をイメージできるようになること

研修アジェンダ

知ろう!学ぼう「ジェンダー」

スープストックトーキョー様とジェンダーイコールで話し合いを重ねて、参加者のより共感を得るトピックで問いかけを行いました。

知ろう!学ぼう「ジェンダーバイアス」

ジェンダーバイアスとは、性別での決めつけや偏見を指す言葉です。ジェンダーバイアスがどこから来ているのかを解説し、自分の中にあるバイアスに気づくための「ジェンダーバイアスチェック」を実施しました。

女性らしい、男性らしいってなんだろう?

男らしい、女らしいとは一体なんでしょうか?その意識の変遷や、実際にあった炎上した事例などを取り上げて解説しました。

知ろう!学ぼう「ジェンダーギャップ」

ジェンダーギャップとは、男女格差を表す用語です。世界経済フォーラム(WEF)が発表している「ジェンダーギャップ指数」のご説明や具体的な数値について共有しました。

参加者の声

  • 大変わかりやすく、ジェンダーについて考える良いきっかけになりました。ありがとうございました。
  • 今日改めて自分のジェンダーバイアスに気づく部分もたくさんあったので本当に勉強になりました。明日からますますジェンダーについての理解を深めるため情報を収集します。
  • 相手の主張に身構えてしまっても、一旦立ち止まって背景を考える余裕を持ちたいと思いました。


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【企業研修レポート】…

2023年2月21日(火)、2022年11月よりプロボノ活動として当団体をご支援いただいた株式会社Dirbato様の最後の活動として自社内研修の実施をご支援しました。

当日のメインスピーカーはプロボノメンバーが主導し、私たちはオブザーバーという形で参加させていただきました。プロボノメンバーが講師を担い、ジェンダーに関する知識だけでなく、社員に身近に感じてもらえるトピックとして「育休」についても取り上げました。

プロボノメンバーがご自身が講師になることで参加されていた方もジェンダーについてより身近に感じていただけたと感じました。

実施概要

  • 研修名:ジェンダー平等と育休
  • 日時:2023年2月21日(火)19:00-20:30(90分)
  • 実施方法:オンライン
  • 対象:任意参加者(17名)※プロボノメンバー5名含む

株式会社Dirbato

理念

テクノロジーで世界に喜びを。

会社概要

  • 会社名:株式会社Dirbato
  • 代表取締役社長:金山 泰英
  • 企業概要:テクノロジーコンサルティング事業/インキュベーション事業
  • HP:https://www.dirbato.co.jp/

オブザーバー

※講師は株式会社Dirbato様のプロボノメンバー5名が担当。当団体はオブザーバーとして企画支援、研修当日の講師サポートに専任しました。

田渕 恵梨子/代表理事

東京都北区在住。仕事と育児の両立をきっかけに、日本のジェンダーギャップに危機感を覚える。ジェンダーギャップをなくし、性別に関わらず誰もがキャリア形成・家事・育児をあたりまえに「自分ごと」として捉える社会をつくりたい。その強い思いから、同じ価値観をもつ複数の仲間と共に当法人を設立した。

室田 美鈴(むろた みすず)/企業チーム

東京都新宿区在住。大企業での就労経験や夫の海外勤務への帯同を機に企業内に残る性別役割分担意識に違和感を持ち、2021年2月に参画。以降、企業向け事業の立ち上げや男性育休取得推進に向けた企画を実施中。

目的

  1. プロボノ活動で、知ることができたジェンダーについての知識を社員の方々にも展開し理解の促進を目指す
  2. 社内で普段は話すことのないジェンダーに関するトピックについて話すことで、ジェンダー平等に対する感度を高めること

研修アジェンダ

アイスブレイク

まずはアイスブレイクとして当団体が発行しているジェンダーハンドブックに掲載しているジェンダーバイアスクイズを出題しました。

皆さんは上のイラストのどこにジェンダーバイアスが潜んでいるかお分かりになりますか?当日は参加者の皆さんから積極的にご意見をいただき、盛り上がることができました。

ジェンダーに関する基礎知識

アイスブレイクを踏まえて、ジェンダーに関する以下の用語について意味とそれぞれの言葉の違いについて説明を行いました。

  • セックス
  • ジェンダー
  • ジェンダーバイアス
  • ジェンダーギャップ
  • ジェンダーギャップ指数

ジェンダーギャップ指数については参加者の皆さんからデータの見方や計測方法についてさまざまなご質問をいただくことができました。

なぜジェンダーギャップが起きるのか

次になぜ日本の中でジェンダーギャップが発生しているのかという点を解説しました。やや難しい内容でしたが、さまざまなデータを用いて、これまでの制度上の背景などを丁寧にご説明いただきました。

育休について

ここからは育休について解説を行いました。参加者の方がより身近にジェンダーを感じる機会は「育休」ではないかと考え、今回サブテーマとして選択しました。育休について男女共に正しい知識を持っている人は少ないので、性別を問わず個々人の選択肢を広げたいという背景で「育休」について解説をしていただきました。

制度に関する説明だけでなく、当団体のYoutubeに掲載している男性育休取得者インタビューの内容を抜粋してご紹介いただきました。取得された方の声を知ることで参加された方も具体的な育休中の生活についてイメージをすることができたと感じました。

当団体のYoutubeにはここに掲載いただいている方の詳細な育休に関するインタビュー動画がアップされています。ご興味ある方はぜひチェックをお願いします!

意見共有(ディスカッション)/まとめ

最後に今回の研修の内容を踏まえて、ブレイクアウトルームにて意見交換を行っていただきました。普段仕事以外のテーマで話す機会がなかなかないこともあり、育休やジェンダーについてさまざまな意見共有がされており、時間が全然足りなかったというお声をたくさんいただくことができました。

議論の最後にプロボノメンバーより、プロボノ活動の中で気づいた身近なジェンダーギャップについてご経験を語っていただき、本研修をまとめていただきました。プロボノメンバーが考えたまとめの言葉がとても素敵でしたのでご紹介します!

参加者の声(一部抜粋)

  • 育休に関してのテーマに興味があったので、概ね欲しい情報得られました
  • 男性の育休取得に関する生の声が知ることができて良かったです。
  • ジェンダーバイアスについて、意識しないと認識できないということ知り、良い気づきになりました。何が正しいということではないというのはその通りだと思うと共に、ジェンダーバイアスが至る所に潜んでいるということを知ることで、様々な価値観を許容できると感じました。  
  • 育休に関して、給与面で国からサポートがあることなど、知らないこともあり、広く認知されることで取得率も向上するのではないかと思いました。

といったコメントをいただき、研修を通じて日本のジェンダー課題や育休について認識いただくことができたと感じました。

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【イベントレポート】…

2023年3月6日に京都人権擁護委員協議会男女共同参画委員会の方々に向けて、ジェンダー研修の講師をさせていただきました!今回は「日本で今起きているジェンダー問題を知る」というテーマで研修を行いました。

  • テーマ:日本で今起きているジェンダー問題を知る
  • 主な内容(抜粋):
    • 日本の現状クイズ
    • 昨今の国内のジェンダー問題
    • 実際に生きづらさを感じている方の声を聞く
    • 振り返り
  • 日時:2023年3月6日(月)13:30-15:30(120分)
  • 実施方法:講師のみオンライン
  • 対象:京都人権擁護委員協議会男女共同参画委員会メンバー(12名)

京都人権擁護委員協議会とは

人権擁護委員は法務大臣から委嘱された民間のボランティアで、全国の各市町村に約14,000人が配置されています。京都市では55名の委員が「京都人権擁護委員協議会」を組織し、法務省管轄のもと、都道府県や全国それぞれの連合会と連携した活動を行っています。 委員は、さまざまな分野の経歴などを活かし、日常生活のなかで発生する人権問題について、法務局と連携して、地域の皆さんからの人権相談を受け、問題解決のお手伝いをしたり、人権侵害の被害者を救済したり、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような人権啓発活動を行っています。(相談・調査救済・啓発)

登壇者

室田 美鈴(むろた みすず)

【関心のあるテーマ】企業内に残るジェンダー格差の解消、企業や組織文化の改革

【活動歴】大企業での就労経験や夫の海外勤務への帯同を機に企業内に残る性別役割分担意識に違和感を持ち、2021年2月に参画。以降、企業向け事業の立ち上げや男性育休取得推進に向けた企画を実施中。

研修は主に3つのパートに分けて行いました。

日本の現状クイズ

ジェンダーに関連する用語説明を簡単に行った後に、アイスブレイクとして日本の現状クイズと題して、日本国内の政治的/経済的なジェンダー格差に関するクイズを出題しました。

皆さんはお分かりになりますか?

正解以外の選択肢にも関連する数字を使うことで、日本の政治的/経済的なジェンダー格差を広く知るきっかけになるように工夫しました。

ぜひ興味があれば、この数字のそれぞれの意味を検索してみてください。

参加者の中でも悩まれている方が多くいたり、回答が割れたりする問題などもあり、ご自身が想定するよりも日本国内の男女格差が存在することを数値で認識いただくことができたと感じました。

昨今の国内のジェンダー問題 〜ジェンダー課題の背景を政治家の失言から〜

次のセッションでは「政治家の失言から読み解く、日本のジェンダー問題」と題して、政治家の失言やインフルエンサーの炎上発言の背景にある心理や考え方について解説を行いました。

今回はこちらの3名の政治家の女性蔑視発言と女性インフルエンサーの男性に対する差別的発言や固定的な考え方(身長170cm以下の男性は人権がない/デート代は男性が払うべき)を題材にそれぞれの裏にある以下の考え方を解説しました。

  • ミソジニー
  • 世界的に女性の社会進出と少子化進行に相関はない →相関しているのは日本特有の理由がある!(政策/性別役割分担意識など)
  • 過剰適応
  • 男性は3高がモテる!?(非正規雇用の男性の結婚率は正規雇用の半分以下) →女性は雇用形態によって結婚率に大きな乖離はない

昨今ではジェンダーに関する発言で政治家やインフルエンサーが炎上するといったケースが増えてきています。こういった発言が炎上してしまう背景には発信者が「自分自身のジェンダーバイアスに気づいていない」ためと言えます。

誰しもが固定観念やジェンダーバイアスは持っているので、そのバイアスを持っていること自体は問題ではありません。問題なのは自分自身が自分のバイアスに無自覚な状態で発信を行い、その発言によって意図的かどうかは問わず、他人を傷つけてしまうことです。

そのような問題を起こさないためには、今の多様化した価値観を知ることと自分自身のバイアスを認知することが大切であるということをこの項目でお伝えしました。 基礎研修から1歩踏み込んだやや難しい内容でしたが、ご参加いただいた皆様も真剣に話を聞いてくださり、日本国内の問題をご理解いただけたと感じました。

実際に生きづらいと感じている当事者の声を聞く

次に実際に生きづらいと感じている方の声として「男性育休取得者」のインタビュー動画とジェンダーイコール高校生メンバーが作成したショートムービーをご覧いただきました。 こちらの動画は当団体のYouTubeにも上がっておりますので、ぜひご興味がある方はご覧ください!

動画URL:

男性育休取得者インタビュー

・ご夫婦で1年間育休を取得された児玉さん
 ・第3子のタイミングにパートナーが1ヶ月半育休を取得したくるみさん

高校生制作ショートムービー

・「あたり前」って何?
・なぜ男子ばかり厳しく怒られるの?

男性育休取得者インタビュー動画は取得した男性の方に加えて、パートナーが育休を取得した女性の方の声も聞いていただくことで、夫婦としての感じ方などをより広く知っていただけるように工夫しました。

動画を通じて、育休の取得しやすさに依然として男女差が存在すること、その裏には企業や家庭の中で性別役割分担意識が無意識的に刷り込まれているということを感じていただけたと思います。

続けて当団体の高校生メンバーが脚本/監督をしたショートムービーを2本放映しました。 こちらも学校生活の中で女子学生/男子学生がそれぞれ感じる違和感を取り上げ、一方の性に偏らずに幅広い価値観に触れていただけるように工夫をしました。

振り返り(ディスカッション)

動画やこれまでの説明を受けて、ご参加者の皆様の感想や感じたことなどを3-4人のグループで議論をしていただきました。

短い時間にはなってしまいましたが、どのグループも白熱した議論をしてくださっていました。

最後に各グループで話したことを全体シェアいただきました。 その中で、参加者のご家族の家事育児分担に関する話や高校生のショートムービーを通じて些細な発言に対しても人それぞれ感じ方が違うのだということに気づくきっかけになったといったご意見をいただくことができました。

まとめ

最後に京都府内でのジェンダー平等に向けた取り組みを簡単に紹介し、閉会とさせていただきました。

当日はさまざまなご意見やご質問をいただき、時間を大幅にオーバーしてしまいましたが、皆様の関心の高さや課題意識を強く感じ、私自身もとても勉強になる研修でした。

普段から人権問題に取り組んでらっしゃる方々のため、社会課題への意識がとても高く、私たちが捉えられていない視点や取り組めていない問題に対する考え方を伺うこともできました。 私たちの今後の活動に活かせるご指摘も多く、双方にとってとても充実した時間を過ごすことができたと感じました。

また事後アンケート※注1では

  • 課題意識は持っていたが、具体的な問題点を整理してもらい深く理解できた
  • 政治家の発言には違和感を感じていたが、今回の研修を通じてどこに問題点があるのか明確にできた
  • 高校生の動画が普段よく見かける現状の再現で、そういえば・・・と振り返るきっかけとなった

といったコメントをいただき、研修を通じて日本が抱えるジェンダー課題をご理解いただくことができたと感じました。

ぜひ京都府内での今後の皆様の活動に活かしていただけると嬉しいと感じました。改めてご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

※注1:上述の事後アンケート結果は抜粋/一部改訂して掲載しています 私たちはこれからも企業や団体の大小問わず、ジェンダーに関する周知/啓蒙活動を行っていきますのでご興味がある方はぜひ当団体にご連絡ください!

【無料】オンラインイ…

育児や子育ての分担について考えよう!

このたび、NPO法人ジェンダー イコールは、「パートナーと読もう!考えよう!母子手帳と育児休業」を開催いたします。

コロナによって、育児・子育て負担の増加が叫ばれていることに加え、昨年には育児・介護休業法が改正され、男性の育児参加が目指されている一方、育児・子育ての分担の仕方が分からず、孤立した子育てで悩んでいらっしゃる方は多くいらっしゃいます。

また、コロナ禍においては、オフラインの交流・コミュニティが減少し、子育てに関する情報収集がしにくくなっています。

そこで、本イベントでは、保健師の伊原氏を招いて、子育て情報に触れる第一歩である「母子手帳」の使い方・妊娠期からパートナーとの共有するべき知識などを紹介いただくとともに、改正育児介護休業法で導入された「産後パパ育休」の取り方などについて、実際に育休を取られた男性の事例を交えながら説明します。
参加費は無料です。ぜひご参加ください!

【日時】2022年1月27日(木)14:00〜15:30

【場所】オンライン(zoom)

【当日のスケジュール】

★14:00〜14:40  母子手帳ってどんなもの?保健師さんと読んでみよう

★14:45〜15:05  パートナーととる育休の取り方・使い方

★15:05〜15:30  意見交換・おしゃべり会

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キャンセルポリシー
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手配の関係上、キャンセルの場合は必ず事前にご連絡をお願いいたします。
ご連絡なく無断キャンセルの場合、
次回以降のイベント・セミナーなどへのご参加をお断りする場合がございます。
予めご了承ください。

【無料】寺町晋哉著『…

最終回(第7回)は12月23日(木)開催!

12/23の読書会最終回第7回では、書籍の【第7章】について解説します。
第7章の目次は以下のとおりです。

●第7章 〈教師〉の人生と向き合う
 第1節 〈教師〉ゆえの困難
 第2節 〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践へ

ゲストにジェンダーイコール高校生メンバーの加藤ここなと関崎みくが登壇。
寺町先生と一緒に「学校で感じるジェンダーバイアス」について考えます。お楽しみに!

「ジェンダー」による機会格差は存在する

❝男子であろうが泣きたくなることもあるし、人文学部へ進学したい男子もいるだろうし、大学院へ進学したい女子もいるだろう。個人の選択は自由であるし、尊重されなければならないはずなのに、「性別」が個人の可能性を阻害している。そればかりでなく、「女性/男性」という理由だけで不利益を被り、教育における様々な格差が生じてもいる。- 中略 – 実はジェンダーをめぐる教育課題は現在の学校にも歴然と存在しており、学校は社会に存在するジェンダー秩序を再生産する装置となっている。❞

寺町晋哉著『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』(晃洋書房)より

無意識のうちに子どもの可能性が制約されている

歴代校長が全員男性であれば、無意識のうちに子どもたちは「校長=男性」という意識を持ってしまいます。このような性別で固定された役割を「ジェンダーロール」と言いますが、学校にはさまざまなジェンダーロールが潜んでいるように思います。

例えば、校長=男性というジェンダーロールが生徒たちに刷り込まれてしまった場合、もし将来教職を目指したいと思っている女子生徒は、「自分は女性だから校長にはなれない」という考えが、どこか心の奥底に潜んでしまう可能性があります。

また、子どもの大学進学意欲は、小6では男女差が見られないにも関わらず、中3になると男子が高くなることを知りました。女子よりも男子の方が親の進学期待が高いことが明らかになっているそうです。これは、中学生の間に、男子は大学進学を促されやすく、女子は制限されやすいことを表していることが考えられます。この違いによって、性別によって大学進学意欲に偏りが出ている可能性があるのです。

寺町晋哉著『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』


2021年8月20日、宮崎公立大学准教授 寺町晋哉先生が、『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』(晃洋書房)を出版されました。

目次
●第1章 ジェンダーをめぐる教育課題と〈教師〉
 第1節 ジェンダーをめぐる教育課題は何か
 第2節 教師は「再生産の担い手」?「変革の担い手」?
 第3節 ジェンダーをめぐる教育課題へ対抗する
 第4節 ジェンダー教育実践と〈教師〉の関係
 第5節 本書で明らかにすること
 第6節 調査の概要
 [コラム1] 「さん」で統一すること

●第2章 教師教育は「変革の担い手」育成に寄与しているか
 第1節 教師教育における学び
 第2節 教職課程に所属する学生の学び
 第3節 ジェンダーをめぐる教育課題に対する教師教育
 第4節 実態をふまえた先へ
 [コラム2] ジェンダーにこだわりすぎなのか

●第3章 女子のトラブルを「ドロドロしたもの」と見なしてしまう文脈
 第1節 友達関係と学級運営
 第2節 学年運営の方針と「課題」であ る女子たちの関係
 第3節 A組のトラブルと山本先生の学級運営
 第4節 C組のトラブルと高橋先生の学級運営
 第5節 男子のトラブルへの対応
 第6節 「再生産の担い手」としての教師たち
 第7節 〈教師〉たちの置かれた文脈
 [コラム3] 友人関係とジェンダー

●第4章 〈教師〉であることとジェンダー教育実践
 第1節 山口先生の人生、そして葛藤と変容
 第2節 〈教師〉への多様な影響をもたらすジェンダー教育実践
 第3節 〈教師〉であることを見据えて
 [コラム4] 名簿・整列などや身体測定の男女混合

●第5章 〈教師〉集団だからできること/難しいこと
 第1節 ジェンダー教育実践を個人化させないために
 第2節 〈教師〉集団によるジェンダー教育実践と「子どもたちの実態」
 第3節 ジェンダー教育実践をめぐる困難
 第4節 仲間を増やしていくこと
 第5節 ジェンダー教育実践の可能性と限界
 第6節 〈教師〉集団の可能性と「センシティブ」であることの困難
 [コラム5] 性的マイノリティの「困難」とは

●第6章 〈教師〉たちと研究者の授業作り
 第1節 学校現場へ新たにジェンダー教育実践を導入するために
 第2節 ジェンダー・センシティブな視点の提示
 第3節 〈教師〉たちとの授業作りにおける新たな視点の提示
 第4節 教育臨床社会学からみたジェンダー教育実践の授業作り
 第5節 パッケージ化したジェンダー教育実践を広げる研究者の一助

●第7章 〈教師〉の人生と向き合う
 第1節 〈教師〉ゆえの困難
 第2節 〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践へ

前述した通り、学校にはさまざまなジェンダーの固定観念が存在しています。

昨今、ニュースでは日々、貧困問題や少子化問題が取り上げられています。

これらの問題の根底には教育格差が潜んでいます。そしてこの問題に「ジェンダー」は切っても切り離せない深い関係があります。

今回、NPO法人ジェンダーイコールは、この問題を具体的にみなさまに感じていただくために、寺町先生の新著の存在を世間の多くの人々に知ってもらいたいと考えました。

ですが、研究をベースにした書籍であるため、一般の方にとっては少し難しい内容があることも否めません。

そこで寺町先生と相談し、全7回に分けて、オンライン読書会を開催する運びとなりました。

第1回目は、11/14に売上5万部を超えるベストセラーとなった『教育格差』著者の松岡亮二氏を特別ゲストにお招きして教育問題に向きあうシンポジウムとして開催いたしました。

2回目以降は下記日程で開催してまいります。

第2回 11/18(木)20:30-21:30(22:00まで延長の可能性あり)
→第1章まとめ、第2章を中心にした解説
第3回 11/25(木)20:30-21:30(22:00まで延長の可能性あり)
→第3章を中心にした解説
第4回 12/2(木)20:30-21:30 (22:00まで延長の可能性あり)
→第4章を中心にした解説
第5回 12/9(木)20:30-21:30 (22:00まで延長の可能性あり)
→第5章を中心にした解説
第6回 12/16(木)20:30-21:30 (22:00まで延長の可能性あり)
→第6章を中心にした解説
第7回 12/23(木)20:30-21:30 (22:00まで延長の可能性あり)
→第7章を中心にした解説


読書会の開催目的は、本の1章ごとに寺町先生からわかりやすく説明していただくことで、参加者のみなさまに下記3つを感じてもらうことです。

①書籍の概要と意図を理解していただくこと
②書籍に興味を持っていただくこと
③実際に書籍を手に取られた際にスムーズに読んでいただけること

日本の未来のために1人でも多くの方に聴講していただきたい内容です。
みなさまのご参加をお待ちしています!

開催概要

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寺町晋哉著『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』読書会
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■日程:2021年11月18・25日、12月2・9・16・23日(いずれも木曜日)
■時間:20:30〜21:30(22:00まで延長の可能性あり)
■場所:オンライン(Zoom)
■主催:NPO法人ジェンダーイコール
■講師:宮崎公立大学准教授 寺町 晋哉 氏
■定員:100名
■対象:教育に関わる人(教師、講師、保育士、保護者など)、学生 ※年齢不問
■参加費:無料

著者紹介



寺町晋哉(てらまち しんや)
宮崎公立大学 准教授

兵庫教育大学特命助教、大阪大学大学院人間科学研究科助教、宮崎公立大学人文学部助教を経て現職。

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キャンセルポリシー
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手配の関係上、キャンセルの場合は必ず事前にご連絡をお願いいたします。
ご連絡なく無断キャンセルの場合、
次回以降のイベント・セミナーなどへのご参加をお断りする場合がございます。
予めご了承ください。

【イベントレポート】…

2021年夏、できること会議様のイベント『SDGsを学ぶ3日間〜中高生の私たちができること〜』にジェンダーイコール高校生メンバー4名が登壇いたしました。

 

イベント概要

  • 日時:2021年8月4日(水)〜8月6日(木)
  • 場所:オンライン(Zoom)
  • 主催:できること会議 様
  • ゲスト:Day1 GreenTEA Uka 様 Day2 ジェンダーイコール

『できること会議』は2020年4月に設立された、『思いをカタチにする人を増やし、世界の明日を変える』というビジョンを掲げた大学生を主体とした団体です。

今回のイベントは夏休み期間を利用した中高生限定の3日間にわたるイベントとなっており、「SDGsに関わる社会問題について学び、解決のために学生の私たちができることを考えよう」という目的で開催されました。

私たちジェンダーイコールはDay2のゲストスピーカーとしてお声がけいただき、高校生メンバーの4名が中心にお話をさせていただきました。

講演内容について

当日は高校生メンバーのそれぞれが活動をしているテーマについて、4部構成で講演をいたしました。

  • 高校生が考える 乳幼児期のジェンダー
  • メイクと ジェンダーの関係
  • 義務教育からジェンダー平等を目指す
  • “ないもの”にされる性被害

プレゼンの後はグループディスカッションも実施し、積極的な意見交換の場も持つことができました。参加者の皆様からは下記のような参加者の声をいたただいております。

  • 自分の知らなかったことをたくさん知ることができ、同世代と対話できた
  • ひとりひとりが当事者である自覚を持つことが大切だとわかった

まとめ

いかがでしたでしたでしょうか?

私は社会人メンバーとして準備やリハーサルから本イベントのお手伝いさせていただきましたが、高校生メンバーの当事者意識の高さや、イベント当日の参加者の皆さんの熱量にとても刺激を受けました!

今後も積極的に発信活動を続けて参りますので、引き続きジェンダーイコールの活動を応援してくださると幸いです。

ありがとうございました!

 

NPO法人ジェンダーイコール  村瀬 令奈

【無料】「教育格差に…

「生まれ」による機会格差は存在する

❝出身家庭と地域という、本人にはどうしようもない初期条件によって子供の最終学歴は異な り、それは収入・職業・健康など様々な格差の基盤となるつまり日本は、「生まれ」で人生の選択肢・可能性が大きく制限される「緩やかな身分社会」なのだ。❞

松岡亮二著『教育格差 ー階層・地域・学歴』(ちくま新書)より

「ジェンダー」による機会格差も存在する

❝男子であろうが泣きたくなることもあるし、人文学部へ進学したい男子もいるだろうし、大学院へ進学したい女子もいるだろう。個人の選択は自由であるし、尊重されなければならないはずなのに、「性別」が個人の可能性を阻害している。そればかりでなく、「女性/男性」という理由だけで不利益を被り、教育における様々な格差が生じてもいる。- 中略 – 実はジェンダーをめぐる教育課題は現在の学校にも歴然と存在しており、学校は社会に存在するジェンダー秩序を再生産する装置となっている。❞

寺町晋哉著『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』(晃洋書房)より

無意識のうちに子どもの可能性が制約されている

歴代校長が全員男性であれば、無意識のうちに子どもたちは「校長=男性」という意識を持ってしまいます。このような性別で固定された役割を「ジェンダーロール」と言いますが、学校にはさまざまなジェンダーロールが潜んでいるように思います。

例えば、校長=男性というジェンダーロールが生徒たちに刷り込まれてしまった場合、もし将来教職を目指したいと思っている女子生徒は、「自分は女性だから校長にはなれない」という考えが、どこか心の奥底に潜んでしまう可能性があります。

また、子どもの大学進学意欲は、小6では男女差が見られないにも関わらず、中3になると男子が高くなることを知りました。女子よりも男子の方が親の進学期待が高いことが明らかになっているそうです。これは、中学生の間に、男子は大学進学を促されやすく、女子は制限されやすいことを表していることが考えられます。この違いによって、性別によって大学進学意欲に偏りが出ている可能性があるのです。

教育格差の解消は日本の貧困問題と少子化問題を是正する


2021年8月20日、宮崎公立大学准教授 寺町晋哉先生が、『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』(晃洋書房)を出版されました。

前述した通り、学校にはさまざまなジェンダーの固定観念が存在しています。

昨今、ニュースでは日々、貧困問題や少子化問題が取り上げられています。

これらの問題の根底には教育格差が潜んでいます。そしてこの問題に「ジェンダー」は切っても切り離せない深い関係があります。

今回、NPO法人ジェンダーイコールは、この問題を具体的にみなさまに感じていただくために、寺町先生の新著の存在を世間の多くの人々に知ってもらいたいと考えました。

ですが、研究者向けの本として出版されている内容ということもあり、一般の方にとっては少し難しい内容であることも否めません。

そこで寺町先生と相談し、全7回に分けて、オンライン読書会を開催する運びになりました。

※本イベント以降の読書会スケジュールは追ってご連絡します。

読書会の開催目的は、本の1章ごとに寺町先生からわかりやすく説明していただくことで、参加者のみなさまに下記3つを感じてもらうことです。

①書籍の概要と意図を理解していただくこと
②書籍に興味を持っていただくこと
③実際に書籍を手に取られた際にスムーズに読んでいただけること

そして、より理解を深めていただくためには、「教育格差」全体についての話も避けられません。
ということで、読書会の特別シンポジウムとして、2019年に出版し、売上5万部を超えるベストセラーとなった『教育格差』著者の松岡亮二氏を特別ゲストにお招きして、「教育格差」と「ジェンダー」の両局面から、教育問題に向きあう会を企画しました。

ぜひ1人でも多くの方に聞いていただけると幸いです。

みなさまのご参加をお待ちしています!

↑↑↑名前とメールアドレスのみで登録完了!↑↑↑

開催概要

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寺町晋哉著『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』読書会シンポジウム
教育格差に潜むジェンダー問題
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■日程:2021年11月14日(日)
■時間:15:00〜16:30
■場所:オンライン(Zoom)
■主催:NPO法人ジェンダーイコール
■講師:宮崎公立大学准教授 寺町 晋哉 氏
■特別ゲスト:早稲田大学准教授 松岡 亮二 氏
■定員:300名
■対象:教育に関わる人(教師、講師、保育士、保護者など)、学生 ※年齢不問
■参加費:無料
※本イベント以降の読書会スケジュールは追ってご連絡します。

登壇者紹介

●講師

寺町晋哉(てらまち しんや)
宮崎公立大学 准教授

主な研究テーマはジェンダーと教育、教師教育。
主著に『〈教師の人生〉と向き合うジェンダー教育実践』(晃洋書房)
●特別ゲスト

松岡亮二(まつおか 亮二)
早稲田大学 准教授

日本教育社会学会・国際活動奨励賞(2015年度)、早稲田大学ティーチングアワード(2015年度春学期・2018年度秋学期)、東京大学社会科学研究所附属社会調査データアーカイブ研究センター優秀論文賞(2018年度)を受賞。

著書『教育格差』は「新書大賞2020(中央公論新社)」で3位に選出。

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