クラウドファンディン…

こんにちは!
ジェンダーイコール大学生メンバーの加藤心渚です。

この度、クラウドファンディングプラットフォームのREADYFOR(レディーフォー)にて『大学生とみんなでつくる「ジェンダー教育」のための絵本を届けたい!』のプロジェクトを開始いたしました!

私は、性別に関わらず誰もが自分らしくいられる社会のために、就学前の子どもに向けた絵本のプロトタイプを作りました。
この絵本を広めるため、さらに良くするためにクラウドファンディングに挑戦することに決めました。

絵本制作を始めたのはちょうど一年前。イラストレーターのタケヤマ・ノリヤさんに協力していただき、ジェンダーイコール代表田渕と共に一緒に3人でミーティングを重ね、9月にプロトタイプが完成しました。

ミーティングの様子

そこからクラウドファンディングを志したものの、予想以上に時間がかかってしまったり、修正が多かったり、、、想定外のこともたくさんおきました。
しかし、周りの皆さんのおかげで無事に公開まで持ってくることができました。

当プロジェクトは、未就学児に向けて「性別に関わらずやりたい事にチャレンジしよう!」というメッセージを込めたプロトタイプの絵本を完成させて、全国の保育園や幼稚園に送付予定です。

第一目標金額は50万円、期間は40日間です。
ぜひ応援よろしくお願いいたします!

プロジェクトページはこちら

北区男女共同参画活動…

田渕恵梨子
本日、北区男女共同参画活動拠点施設「スペースゆう」に団体申請をしてきました!
この申請が通れば同施設の広々とした多目的室を団体価格(5割も減額!)で利用できるようになります。

北区男女共同参画活動拠点施設「スペースゆう」とは?

「スペースゆう」は、東京都北区の男女共同参画のための活動拠点施設です。
JR京浜東北線王子駅に直結している「北とぴあ」5階にあります。
区民、団体の自主的活動の場として無料で自由に出入りできます。
※多目的室の利用は有料。
開館時間は朝9時から夜9時まで(日曜日は17:00まで)。休館日は基本的に月曜、祝日、年末年始ということで土日も開館しています。
館内にはジェンダー関連の書籍が図書室ばりにずらりと並んでいます。
喫茶コーナーもありますので、読書したり自主活動をしたり丸1日充実して過ごせる場所です。

北区にお住まいの方はぜひご活用ください。

情報誌「ゆうレポート」

北区では、男女共同参画について知識を広める活動の一環として、情報誌「ゆうレポート」を発行しています。
紙面は、スペースゆうなど北区の公共施設で配布していますが、Webでも閲覧することができます。

直近のテーマをご紹介します。とても良い内容ですのでぜひご一読ください。

第42号:月経困難症を知っていますか?
第41号:DVのない社会を目指して~必要とされる多面的な取り組み~
第40号:メディア・リテラシー~メディアと賢く付き合う法~
第39号:介護をしながら働くということ
第38号:女性への暴力~一人で悩んでいませんか~
第37号:小島慶子講演会「私らしい、明日への一歩」

一覧はこちらからご覧ください。

これから「スペースゆう」をじゃんじゃん利用していくぞーーー!!!

これまで隣町ということもありたまにしか訪れていませんでしたが、平日ノマド的行動を取っている私にとってはとても相性の良い施設だということに気づきました。(遅っっっ^ ^;)
これからは積極的に利用し、ジェンダーイコールとしても多目的スペースで定期的にセミナー等のイベントを開催していきたいと思います!

【プレスリリース】「…

NPO法人ジェンダーイコール(本部:東京都北区、代表理事:田渕恵梨子、公式サイト:http://gender-equal.com、以下ジェンダーイコール)は、
2018年2月13日よりクラウドファンディング・プラットフォーム「Readyfor」で、
家事・育児、そして「名もなき家事」を日々誰がどのように担っているかを可視化するためのツール「ハッピーシェアボード」制作の資金調達プロジェクトを開始しました。
https://readyfor.jp/projects/gender-equal-shareboard

プロジェクトについて

家事や育児など家庭内のタスク、そして「名もなき家事」をパートナー同士で可視化するためのツール「ハッピーシェアボード」を製作し、普及させるための資金調達プロジェクトです。
https://readyfor.jp/projects/gender-equal-shareboard

「ハッピーシェアボード」製作の目的

①ペットボトルのフィルムを剥がす、子供の爪切り、ア◯ゾンのダンボールを潰す・・・
といった無数にある細かなタスク=「名もなき家事」を可視化し、そのタスク存在をパートナーと共有する。
②家事・育児の頻度を洗い出して必要以上の「やりすぎ家事」を見つけだして改善を図る。
③パートナー同士で家事・育児のタスク負担率を可視化し、均等化を図る。

「ハッピーシェアボード」使用の効果

無数にある「名もなき家事」をこなしたり、必要性のない「やりすぎ家事」のせいで、
家事や育児で毎日時間に追われて「自分のことを後回しにしてしまって」いたり、
「キャリアアップやチャレンジをためらって」いる人に「自由な時間」を増やすきっかけを作ります。
「自由な時間」が増えることで、新たなチャレンジの第一歩を踏み出すきっかけを作り、
就労促進やキャリアアップを通して日本のジェンダーギャップ指数の是正の一歩につなげます。

私たちの想い 〜ジェンダーギャップゼロを目指して〜

今回、私たちの活動をより多くの方に知って頂きたいと思い、
様々な方の目に触れることができるクラウドファンディングを利用することにいたしました。

日本はジェンダーギャップ指数が先進国最下位の国です。
未だに多くの人が縛られ続けている「男性は仕事、女性は家庭」という固定観念は、
個性や能力を性別という枠のなかにはめ込んでしまう呪いのようです。

IoT×AIの発達によって人類史上最大のパラダイムシフトが間近に迫っている現代において、性別役割分担にしがみつくメリットは皆無です。
新時代では、ますます柔軟な発想が重要になってきます。
そんな時代に直面する私たちが、全く時代に合わない固定観念の呪いから解放されないままで良いのでしょうか?
そんな状態で次世代にバトンをつないでも良いのでしょうか?

胸を張ってバトンつなぎを行うために、今こそ1人1人が根底から意識を変える必要があるのです。

人間はちょっとしたきっかけで大きな変革をもたらすことができる生き物です。
当プロジェクトは、そのきっかけを多くの人に手にしていただくために立ち上げました。

私たちは未来ある子供たちのために、今の日本を本気で変えたいと思っています。

概要

内容:家庭内のタスクを簡単に視覚化できるツール「ハッピーシェアボード」の製作費用
URL:https://readyfor.jp/projects/gender-equal-shareboard
目標金額:50万円
募集期日:2018年2月13日(火)17時00分〜3月20日(火)23時59分まで(35日間)

本件に関する報道関係者からのお問合せ先

NPO法人ジェンダーイコール 広報担当:田渕
電話:090-8755-3486
メールアドレス:

エマ・ワトソン、フェ…

エマ・ワトソン、フェミニストなエマらしい「男女平等」を訴えるスピーチに称賛の声-FRONTROW

017年05月08日 10:08 FRONTROW

映画『美女と野獣』の女優エマ・ワトソンが、「MTVムービー&TVアワード」映画部門での最優秀俳優賞を受賞。その喜びと、性別での部門分けを無くしたMTVアワードへ称賛のスピーチを送った。

「女優賞」「男優賞」をやめる

MTVムービー&TVアワードは、今年から「最優秀女優賞」「最優秀男優賞」など賞を性別で分けることをやめ、「最優秀俳優賞」と2つの賞を統一した。

その理由は、男優も女優も行っているのは同じ「演技」であり、性別に関係なく「素晴らしい演技」というのはただ「素晴らしい演技」であるという考えから。同じことをしているのに、それを分ける必要はないのではということから、1つの賞に統一された。

「最優秀俳優賞」の映画部門にはエマ・ワトソンのほか、映画『ローガン』のヒュー・ジャックマンや『スウィート17モンスター』のヘイリー・スタインフェルドなど、男女を合わせた計6名が選出されていた。

そんな「最優秀俳優賞」を見事受賞したエマが、男女平等を訴えるフェミニストのエマらしいスピーチを行った。

まず、「ワオ、本当にありがとう」とお礼を言ったエマは、「はじめに、このアワードについて語るべきだと思うの。受賞候補者を性別で分けていない、歴史上初となるこの賞は、何かを物語っているわ。私たちが、どのように人間としての経験を認識しているかについてね」とコメント。

さらにエマは、「演技というのは、自分自身を他の人の立場に置くことの出来る能力」であると説明し、「だからこそ、(その能力を示すにあたって、男と女という)2つの部門に分ける必要はないの」と、自身の意見を表明した。

受賞できたのは「ベル」の人柄のおかげ

またエマは、「私がいい演技をしたと思ってもらえているのならすごく嬉しいわ。だってすべての歌うシーンはとても恐ろしいものだったから」と、歌唱シーンに苦労したことを告白したあとで、「私がこの賞を貰えたのは、ベルという人物そのものや、彼女が象徴するものが理由だと思うの」と、ベルのキャラクターに感謝。

周りの意見にも振り回されず、好奇心や情熱をもって生きるベルを演じられて「楽しかった」ともコメントし、「多様性や知識、多様性への受け入れ、喜び、そして愛を称賛しているこの映画の一員になれたことを誇りに思うわ」と語った。

そのほか、エマは賞のプレゼンターであるアジア・ケイト・ディロンにも感謝をコメント。アジアは自身の性別を男性とも女性とも限定していない「ノン・バイナリー・ジェンダー」で、そんなアジアから今回の賞を受け取れたことは「意味深いもの」だと語った。このエマのスピーチには、「素晴らしい」「心を動かされる」と賞賛の声が上がっている。

エマが「最優秀俳優賞」を受賞することとなった映画『美女と野獣』は日本でも先月21日より公開され、2週連続1位を獲得するなど好評を得ている。

女児が「女性は頭が良…

女児が「女性は頭が良い」と思う傾向、6歳までに弱まる 米研究 – AFP

017年01月27日 10:08 発信地:マイアミ/米国

【1月27日 AFP】男女の性差についての固定観念は6歳までという早い時期に現れ、女児の間で「女性は頭が良い」と思う傾向が弱まり「男性は頭が良い」と思う傾向が強まることが26日発表の研究論文で明らかになった。 (さらに…)

【性差別】ある男性が…

【性差別】ある男性が「女性の名前」を使って仕事をしたら“地獄” を経験 / 社会に根付く問題の深さを痛感したらしい gender=ニュース

ロケットニュース24  Nekolas 2017年3月16日

ひと昔前に比べると職場における男女平等は進んではいるものの、それでも給与や条件の差がナカナカ縮まらないことを指摘する声は今も根強い。

そんななか、ある男性が「女性の名前」を使って仕事をしたらトンでもない性差別を経験! 社会に根づく問題の深さを実感したという件を紹介したいと思う。

・女性の同僚のアカウントで顧客とメールしていた!
米エンターテイメント情報サイト『Front Row Central:フロント・ロー・セントラル』の編集部に勤めるマーティン・シュナイダーさんは、ある偶然の出来事により、社会に深く根付く性差別を痛感することになったのだという。

ある日、彼が仕事に関するメールを顧客に送ったところ、なぜか失礼な反応ばかりが返って来て、仕事が全く能率的に進まなかったのである。あまりにも顧客の態度が否定的なため一体何事かと首をかしげていると、彼は同僚のニコールさんのアカウントでメールにログインしていたことに気付いたのである!

・社会に深く根付く性差別を痛感!
そして、マーティンさんは顧客が彼を男性ではなく、女性だと思っていたから態度が失礼だったのではないかと考えたのだ。そこで、「実はマーティンです。ニコールのプロジェクトについて僕が代わりに対応していました」と伝えると、相手の態度が激変!

瞬く間に状況は好転し、滞っていた話がトントン拍子に進んだのだとか。彼は顧客への対応を変えていた訳でもなんでもなく、ただ違うのは男か女かというだけである。

・‟女” として仕事をする社会実験を続行!!
思いがけない経験をしたマーティンさんは、どこまで業界に根付く性差別がひどいのか、ニコールさんとアカウントを入れ替えて仕事を続行することに。

すると、マーティンさんは ‟地獄” を経験することとなったのだ! 彼の企画や提案は全て真剣に受け止められず、上から目線で対応されたりで散々な目に遭ったというのである。なかには、ニコールさんだと思っているマーティンさんに、彼氏はいるのかと聞く顧客までいたのだそう。

対するニコールさんは、顧客が彼女を男だと思っているので効率的に仕事が進み、‟天国” を味わったとのこと。2人の仕事の能力に変わりはないのに、男と女かというだけで、ここまで対応や評価のされ方が違うことにマーティンさんは怒りを感じてしまったと語っている。

また、そんな状況にニコールさんが慣れてしまっている事実に、ショックを隠し切れなかったという。彼は自分の経験をSNSでシェアし、彼の投稿を読んだ男性が女性に対する言動や態度を見返し、改めてもらえたら嬉しいと語っている。

参照元:Twitter @SchneidRemarks、METRO(英語)
(編集担当:Nekolas)

日本では女性の地位が…

日本では女性の地位が低いって? 「レディースデー」や「女性専用車両」があるのに…=中国– gender=ニュース

@niftyニュース 村山健二 2017年03月14日 10時12分

男女平等の意識が高い中国では、日本女性の地位はいまだに低いという認識があるようだ。しかし、実際にそうなのだろうか。中国メディアの人民網は10日、この認識が正しいのか検証する記事を掲載した。

記事はまず、日本を「男女不平等の社会である」と断定。あえて意識はしていなくても、この概念は知らず知らずのうちに生活に深く入り込んでいるため、生活のいろいろな面に表れているとした。例えば、世界各国の男女平等の度合いを指数化した世界経済フォーラムの2016年版「ジェンダー・ギャップ指数」では、日本は世界で111位だったという。特に男女の所得差が大きく、日本では女性が男性の約半分に過ぎないことも分かったという。

しかし、これが真実の日本なのだろうか。記事は、日本では他国のように女性が男女平等を声高に叫ぶことはなく、むしろ「男性が不満を持っている」と主張。その根拠として日本の数々の看板や日常の風景の写真を掲載しながら現実の日本について紹介した。

例えば、「女性専用フロア」の看板。男性のみでの入店はお断りで、女性だけ、あるいは女性同伴に限り入店することができる。この看板があったため、プリクラが撮れなかった70歳のおじいさんと孫がいたというが、同様のケースは多いと思われる。また、「男性のみとペットはお断り」という看板もあり、こちらも男性のみの入店は拒否されている。

トイレでも日本の男性は差別を経験しているという。居酒屋やレストランのなかには、女性専用と男女共用にわけてトイレを2つ用意している店があるが、この場合男性専用のトイレはない。以前は大抵どこでも共用のトイレしかなかったため、男性たちはうっかりすると女性専用に入ってしまい、この「親切なサービス」のおかげで冷たい視線にさらされることになると論じた。

「レディースデー」や「女性専用車両」も同様で、メンズデーは少なく、電車の男性専用車両に至っては聞いたこともない。記事は、これは不公平なことで、痴漢冤罪問題もあるので「男性専用車両」を作って守ってもらわなければ困るとの男性側の悲痛な意見を述べている。

こうしてみると、日本は確かに「男女不平等」な面があるが、必ずしも女性にとって不利益なことばかりではなく、男性も不便や不利益を被っていると言えよう。海外のイメージがどうであれ、日本は女性にとって過ごしやすい社会であるというのは間違いなさそうだ。(編集担当:村山健二)

「ワンオペ育児」私の…

「ワンオペ育児」私のことだ 夫不在、助けなく破綻寸前(朝日新聞digital) – gender=ニュース

朝日新聞digital 仲村和代 2016年12月3日07時41分

「ワンオペ育児」。母親たちの間で、そんな言葉が広まりつつあります。牛丼店などで従業員1人が全ての業務を切り盛りすることで問題になった「ワンオペ(ワンオペレーション)」が語源で、育児や家事を1人で担い、破綻(はたん)寸前の状況をあてはめています。背景にあるものは。 (さらに…)

「3歳児神話」の亡霊…

「3歳児神話」の亡霊…保育園は悪? 12年間の追跡調査でわかったこと 母親追い詰める「我慢して当然」 (withnews) – gender=ニュース

withnews 2016/11/9(水) 7:00配信

「小さな子どもを保育園に入れるのはかわいそう」だと、あなたは感じますか? いまだに多くの母親を悩ませている「3歳児神話」。幼い子どもがいる母親が働くと、子どもの発達に悪影響が出るのではないかと、心配する人が少なくありません。お茶の水女子大の菅原ますみ教授(発達心理学)は「子育ての正解は家庭ごとに違う」と言います。今も根強い「神話」について、どう考えればいいのでしょうか?(聞き手・長富由希子)

菅原教授に聞きました

発達への悪影響の心配は日本社会に広くあります。ここ数十年に働く母親が増えた米国など、様々な国で同じ心配がされました。本当に悪影響が出るのか。様々な実証研究がされています。

米国立小児保健・人間発達研究所は、全米の新生児約1300人を1991年から5年間追跡。母親だけで育てた場合と、保育サービスなど母親以外の人も含めて育てた場合とで、子どもの発達に有意な差はなかったとの結論でした。

私が国内の269組の母子を12年間追跡した調査でも、3歳未満で母親が働いても、子どもの問題行動や、子どもに聞いた母子関係の良好さ、母親に聞いた子どもへの愛情への悪影響は認められませんでした。

親が仕事、良い影響も

過去50年間の各国の研究を統計分析をした2010年の米国の研究でも、母親の就労と子どもの学力や問題行動は基本的に関係がなかった。近年では、親が仕事に子育てにと複数の役割を持つと、リフレッシュや成長につながり、子どもにも良い影響を与えるとの研究も出ています。

こうした研究は、母親が子育てをしなくていいといっているわけではありません。子どもには、必要な衣食住を満たし、スキンシップを含めた温かいコミュニケーションを取ってくれる人が必要です。

1歳半ごろからは、社会のルールを学ぶ必要もある。様々な研究から言えるのは、こうしたことを母親だけでやらなくても大丈夫だということです。

「我慢して当然」子どもにも悪影響

一方、発達に悪いと実証されていることがあります。子どもに近い人のメンタルヘルスの悪さです。父母が不安を感じていたり、イライラしていたりすると、子どもに温かく接することが難しくなり、それが子どもの問題行動を引き起こす恐れがあると言われています。

このため、母親が主に子育てをする場合も、母親の「自分の時間」が必要です。「お母さんなんだから我慢して当然」というまわりの意識は母親を追い詰め、子どものためにもなりません。

時代は変わっています。若い世代の年収は減り、雇用は不安定で、年金の先行きも暗い。専業主婦は夫との離死別で生活が苦しくなる恐れが相対的に高い。家計のリスク管理の面からも働く母親が増えています。

家庭によって状況は様々なので、子どもの育て方の正解も家庭ごとに違います。大切なのは、どんな家庭に生まれた子どもでも、その24時間をどうすればつつがなく温かく満たしていけるのか、親や社会が真剣に考え、実現していくことです。

<3歳児神話> 1998年の厚生白書は「子どもは三歳までは、常時家庭において母親の手で育てないと、その後の成長に悪影響を及ぼすというもの」と説明した。欧米の母子研究の影響などを受けて60年代に広まったとされる。白書は、戦前の産業が農業や漁業中心だった時代には母親は働きながら、家族や地域の支援を受けて子育てをしていたなどとし、3歳児神話に「少なくとも合理的な根拠は認められない」として否定している。