2023年12月9日に神奈川自治労連/婦人部開催の「ジェンダー平等しゃべり場」の中で自治労連のメンバーに向けて「ジェンダーの基礎的な知識に関する研修」を実施しました。
実施概要
- 研修名:ジェンダーの基礎知識を知り、自分事として課題意識を持つ
- 主な内容(抜粋):
- ジェンダーに関する基礎知識
- アンコンシャスバイアスを感じる
- 日本の現状クイズ
- 日時:2023年12月9日(月)14:00-15:00(60分)
- 実施方法:オフライン
- 対象:神奈川自治労連メンバー(12名)
研修講師
室田美鈴(むろた みすず)
【関心のあるテーマ】
企業内に残るジェンダー格差の解消、企業や組織文化の改革
【活動歴】
大企業での就労経験や夫の海外勤務への帯同を機に企業内に残る性別役割分担意識に違和感を持ち、2021年2月に参画。以降、企業向け事業の立ち上げや男性育休取得推進に向けた企画を実施中。
研修概要
1. ジェンダーに関する基礎知識
今回はジェンダーについて初めて学ぶ方に向けて用語説明を行いました。
- セックス(SEX)
- ジェンダー(Gender)
- ジェンダーバイアス
- ジェンダーロール
- ジェンダーギャップ
2. アンコンシャスバイアスを感じる
次のセッションでは「アンコンシャスバイアスを感じる」と題して、参加された方や登壇者の経験に基づいて自分自身のアンコンシャスバイアスを感じていただきました。 実際に簡単なチェックを行う中でバイアスを克服することの難しさも合わせて体験いただきました。
3. 日本の現状クイズ
加えて日本の現状を伝えるべく、ジェンダーバイアス/ギャップを題材としたクイズを3問出題しました。
4. 最後に
参加された皆さんがとても真剣にお話を聞き、リアクションをしてもらえたことが印象的でした。研修の後は「しゃべり場」として自治労連の方々に主導いただき、2つのグループに分かれて、日頃感じているもやもややジェンダーバイアスなどについてカジュアルにお話しいただきました。参加者の皆さんから日常生活の中で感じている、ジェンダーに関するさまざまな経験をお話しいただき、環境は少しずつ改善はしているものの、まだまだ変わる余地が多くあることを改めて実感する機会となりました。
参加者の声
また事後アンケート※注1 では、
- 知っているつもりでちゃんと理解できていなかったこともあり、整理できた
- 改めて意識する機会になった
- 自分のバイアスに気付き、誰もが違う背景を持っており、それぞれを尊重したコミュニケーションを取りたい
といったコメントをいただき、研修を通じてジェンダー課題を身近に感じていただくことができたと感じました。
ぜひ神奈川県の各自治体にもこういった考え方を持った方が少しでも増えるといいなと感じました。改めてご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
※注1:上述の事後アンケート結果は抜粋/一部改訂して掲載しています
私たちはこれからも企業や団体の大小問わず、ジェンダーに関する周知/啓蒙活動を行っていきますのでご興味がある方はぜひ当団体にご連絡ください!
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