
- えりこ
- こんにちは!ジェンダーイコール代表理事の田渕恵梨子です。都議会議員のおときた駿さん&江東区議会議員三次ゆりかさんご夫妻による家事育児分担可視化ツール「ハッピーシェアボード」体験。前半と後半に分けてお届けしています。当記事は後半。どうぞお楽しみください!
*前半をご覧になりたい方はこちらからどうぞ! - ゆりか
- やっぱ家事の外注かなー。
- 駿
- 月に1回2時間でも来てもらえることでかなり精神が安定するよね。
- ゆりか
- あれはもう本当に素晴らしい。ストレスフリーになったよね。
- 駿
- 多少部屋が汚くても月末に1回リセットされると思うとストレスが溜まらない。それがないと、パートナーに対して「なんでやらないだろう」とか「ダンボール溜まってる」とかついつい思ってしまうけど、来週とか再来週に来てもらえると思うと、「まあいっかーあと1週間待てば」とか思えるようになる。
- 駿
- 月末に1回でも良いからリセットボタンを作っておくことは大事。
- くるみ
- 第三者をどこかに入れるっていうのは大事ですよね。
- 駿
- あと、食洗機は絶対に合った方が良いですね。
- くるみ
- こないだうちの食洗機が故障して3週間位使えなかった時はすごいストレスでした。故障の原因は食洗機内の汚れだったんだけど、本来は月1回位で食洗機用の洗剤を入れて空回ししないといけなったらしい(笑)
- ゆりか
- 手洗いだと手がカピカピになるしねー。
- くるみ
- あと、食洗機から食器を出す作業も面倒くさいですよね。
- ゆりか
- そのまま使っちゃえば良いんですよ(笑)
- くるみ
- あ、そっか(笑)
- 駿
- 食洗機から取って使って、その夜残ったやつだけを戻すとかね。
- えりこ
- うちもそうしてます(笑)
- ゆりか
- 1つ思い出したんだけど、洗濯物を取り込みながらカゴに入れる時に、下着はこっち(身振りで説明)に置いておいてほしい。
- 駿
- あ、それね。仰るとおり。自分のは入れてる(笑)
- ゆりか
- !?
- 駿
- だって入れる場所よくわかんないから・・・
- ゆりか
- となりとなり笑笑笑
- ゆりか
- 取り込んだついでに娘のはここ、タオルはここみたいな感じでさ。まとめて入れられちゃうと、またそこから引っ張り出さないといけなくなっちゃう。。。
- 駿
- その作業好きなのかと思ってさ(笑)ブラジャー探し大会みたいな感じで盛り上がってるから楽しみ取ったら悪いかなと思ってさ(笑)
- ゆりか
- ある意味盛り上がってるけどさー(笑)どこだーーーみたいな感じで(笑)
- えりこ
- まあ、じゃあそこは改善してください(笑)
- ゆりか
- 朝、駅頭に立つのを一緒にやってほしいな〜。
- 駿
- (ゆりかさんが)駅頭行っちゃうから朝子供起こしたりとか僕がやっている。一緒に行ったら誰がこの作業やるんだってなっちゃうじゃん(笑)
- ゆりか
- まあ、たまにはさーーー。
- ゆりか
- で、、、どうですか?今後のパートナーシップは???
- 駿
- そうですね。今は落ち着いてきて割とうまくいっているので、このバランスを崩さないようにしていきたいですね。で、そこにあぐらをかかずに今日みたいに客観的にチェックをしながら適宜見直していくと良いのかなと思いますね。
- くるみ
- すばらしい!
- 駿
- 電気は消さないけどね。
- ゆりか
- 電気は消したほうが良いでしょ!
- くるみ
- スイッチ押すだけなのになんで!?
- 駿
- だってさ、明るい家庭を築きたいと思ってさ♡
- えりこ
- もしかして寝る時も???
- 駿
- いや、寝る時は消します。しかも豆電球無しで真っ暗じゃないと嫌なタイプ(笑)だから豆電球派のチームが寝た後にバチッと消しています(笑)
- ゆりか
- でもトイレとか洗面所とかお風呂とか消さないんですよ。
- えりこ
- それ、我が家のメンズたちも消さないんですよ!なんで!?
- 駿
- 自分の行動を残しておきたい。みたいなさ(笑)
- ゆりか
- あるあるだと思うんですけど、男の人の靴下もねー。うちもたまに見受けられますよ。
- 駿
- 靴下ね(笑)でもうちはタオルも落ちていますよ。女性陣の風呂上がりのタオルが点々と・・・(笑)
- 駿
- じゃあ、そろそろ時間なんで・・・
- えりこ
- そうですよねっっ。では以上です!お忙しい中ありがとうございました!!!
- くるみ
- ありがとうございました!!!
オススメの「時短ハック」があれば教えてください。

洗濯物の取り込みについて
今後どのようなパートナーシップを築いていきたいですか?


田渕の編集後記
おときた駿さん、三次ゆりかさん、改めましてお二人とも大変お忙しい中、ハッピーシェアボード体験&インタビュー本当にありがとうございました!!!
ジェンダーイコールの活動拠点は東京都北区です。
おときた駿さんは北区選出の都議会議員であり、日頃から北区の催事に積極的に参加されていらっしゃいます。
そんなご縁から、今回のハッピーシェアボード体験にご協力いただくことができました。
都議会議員と江東区議会議員。議員さんのお仕事は私たちが想像を絶する位、大変だと思います。
先日、おときた駿さんの「北区都政報告会」に初めて参加してきました。
都の公約状況から東京五輪を巡る議論、築地市場移転問題、そして受動喫煙防止条例から虐待問題・・・
山積する課題について、1つ1つ簡潔にわかりやすく情報を説明されていました。でもこの課題はほんの一部、重要な箇所だけを抜粋して私たちに教えていただいているだけであって、実際には大小さまざまな課題が数えきれない位あるはずです。
印象的だったのは、質疑応答の時。あちこちから飛んでくる、資料にも載っていないようないろんな分野の質問に対して全て的確に回答されているおときたさんはさすがでした!
議員さんたちはそれ位膨大な情報を全て頭にたたきこんで、日々課題解決に向けて邁進されている訳です。
私も仕事や家庭において、大小さまざまな課題やタスクに追われながら過ごしていますが、議員さんに比べたら自分が抱えているものなんてちっぽけなのかもしれないと、ある意味気持ちが楽になりました(笑)
このような大変な議員のお仕事をおときた駿さん、三次ゆりかさんは子育てしながら(しかも下のお子さんはまだ2歳!!!)夫婦で議員をされているんですから本当に恐れ入ります。
今回のハッピーシェアボード体験に快くおつきあいくださったお2人には感謝の気持ちしかありません。
話を戻しますが、お2人のハッピーシェアボード体験後のやりとりはいかがでしたか?
意外と私たちと変わらない日常が垣間見えたのではないでしょうか?
家事や育児の外部サービスをうまく使いながら、時短できる部分は積極的に時短されています。
上手にストレスをコントロールして、お互いを気遣う気持ちの余裕が持てるように工夫されていました。
「家事の外部サービス」と聞くと「金持ちのツール」のように思ってしまう人も多いと思うのですが、意外にそんなことはありません。
例えば、東京都北区の場合、「北区シルバー人材センター」の家事育児支援サービスを利用すると1時間1,100円~です。(諸条件はホームページをご確認ください)
金額は多少前後すると思いますが、このようなサービスは最近ではどこの自治体でもあるのではないでしょうか?一度調べてみる価値はあると思います。
外部サービスに家事を依頼することで、確かに家計の出費は増えます。しかし、これは「コスト」ではなく自己投資だと思うことが重要です。
浮いた時間で自分の価値を高める努力をしてみましょう。時間はかかるかもしれませんが、いずれ必ず投資額以上のリターンを得られるはずです。
ご興味のある方は、まずご自身の時間単価がいくらであるかを算出してみてください。無職の方であれば、あなたが雇用してもらえそうな仕事の時給が自分の時間単価だと思ってください。月給の場合は22日就業1日8時間計算等で時間単価を割り戻すと良いと思います。例えば今の時間単価が1,500円であれば、将来、2,000円の時間単価の仕事を受けられるようになるにどうすればよいかを考えてみましょう。まずは方法を調べて、考えて、行動してみることが大事です。1つ1つの行動が実を結び、どんどん世界が広がっていくのです。
おときたさん、三次さんご夫妻のように、お互いを気遣い合える良好な関係を築くことは、子供にも波及して多大なるプラスの効果を生み出します。こちらの記事にも書いていますが、幸福度が高い人がもたらす効果を数値化すると、創造力:3倍、生産性:31%アップ、売上:37%アップと言われているそうです。夫婦が幸せであることで、家族が幸せなります。幸せは連鎖しますから、いずれ社会全体へと広がっていくことになるのです。
なんだかマインドセット的な話をしてしまいましたが、おときたさん、三次さんご夫妻も最初から順調だった訳ではないはずです。無数の試行錯誤の結果、今の環境を手に入れることができたんだと思います。
そしてこれからも試行錯誤を繰り返しながら、ますます素敵な成長を遂げられることでしょう。
そんなお2人を微力ながら心より応援し続けたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
*当インタビューは2018年8月9日に実施しました。
9月2日(日)、おときた駿氏をゲストに迎えるイベントを開催します!!!
「女らしさ」「男らしさ」とは何か?
私たちがあたりまえに捉えている「女性はこうあるべき」、「男性はこうあるべき」といった価値観は、いつ、どこで植え付けられているのでしょうか?
日本には、「家事(料理)・育児は女性がやるもの、男性は仕事」このような固定観念が、いまでも根強く残っています。
イベントでは「日本のメディア問題」を切り口に、メディア規制の必要性を論じる勝部元気氏と、表現の自由の重要性について発信されているおときた駿氏のお二人をゲストに迎え、具体的な事例を混じえながら、トークセッションを行います。
私たちと一緒に日本メディアの問題・課題点について学んでみませんか?
会場はディープな街として注目を集めている「赤羽」。
イベント終了後は、ゲストも交えた懇親会を予定しています。
詳しくはこちらから。みなさまのご来場を心よりお待ちしています!!!