CMについての影響力…

最近気になるCMがあります。
そのCMはツイッターのCMです。
世の中、些細なつぶやきで反応するようになってきましたね。
中でもSNSでの炎上は多いです。それだけ影響力のあるツールになってきているのかと私は思います。
そのツイッターのCMでこのテーマをピックアップしCMにしたというところは私的には『あっ』と思うところがありました♪

 

このツイッターのCMをここに載せようと思い、ネットで探しているときにもうひとつのCMも見つけました。それがカゴメのCMです。
このCMは2012年のCMですが意外にも炎上していたようで、興味がある方は検索していただいていろいろなひとの意見などをみていただければと思います。
でもこの炎上理由はどうやらこの短いCMのなかでかいつまんで放送しているからなのか誤解が結構生じているようです。
カゴメ側の内容としては

〜 「共働きの朝」篇 〜
◇内容:
夫婦がともに仕事をしながら、子どもを育てる。忙しく、慌ただしい朝は、ゆっくり食事をするのも難しい。夫が朝ご飯をつくっている傍ら、着替えをして、ケータイを探して、子どものエプロンをつけさせる妻は、朝ごはんを食べる時間をなくしてしまう。「ごめん、ごめん」と言いながら、家を出なくてはいけない妻に、夫が一杯の野菜生活を注いでくれる。「ありがとう」という妻の言葉が、慌ただしい朝を、優しい時間に変えます。妻役を内山理名さん、夫役を永岡佑さんが演じる、理想の夫婦の何気なく、心温まる朝のやりとりは必見です。忙しく、でも幸せな家族の余韻が、いつまでも胸に残る仕上がりになっています。

というものです。これを頭に入れてみていただければ何の問題もないと思うのですが、年代の問題なのでしょうか??
私的にはまたこのCMを流してもらいたいなと思うCMです。

 

KAGOME

【ご報告】NPO法人…

こんにちは。ジェンダーイコールの田渕恵梨子です。

昨日、当団体のNPO申請をしてきました。
今後3ヶ月以内に申請結果が出ますので、無事に認証されれば10月から「特定非営利活動法人ジェンダーイコール」として活動してまいります。

わたしたちは「男は仕事、女は家庭」に代表されるような、社会に根付く固定的な性別役割意識に疑問を投げかけ、

  • 性別にかかわらず「仕事と生活の調和」を図れる社会
  • 誰もが個々の能力を存分に発揮して自由に自分らしく生きることができる豊かな社会

このような社会づくりを目指します。

理事の構成は以下のとおりです。

代表理事 田渕 恵梨子
副代表理事 篠原 くるみ
理事 大井 由美
理事 Lin Sun
監事 樋口 道子

とご報告はここまでとさせていただき、今回はNPO申請において当団体ならではの3つのトリビアネタを書きたいと思います。

1.旧姓って使えるの?

私(田渕)を含め、当団体の半数のメンバーは旧姓を使用しています。
ダメ元で都庁に確認したところ、なんと書類全てにカッコ書きで新姓を入れれば旧姓使用OKという回答が!
超喜んで、全ての書類に「旧姓(新姓)」−−−私の場合は「田渕恵梨子(鈴木恵梨子)」−−−で統一して書類を整えたのですが、
提出直前に1つ疑問が浮上。「捺印は旧姓で良いのか?」
都庁に電話して確認したところ、なんとそもそも最初の回答が誤っていたらしく、

”「旧姓(新姓)」ではありません。住所確認書類の姓と合わせる必要があるので「新姓(旧姓)」が正しいです。印鑑ももちろん新姓でお願いします。”

と言われてしまった。。。( ̄△ ̄;)エッ・・?
全然意味合い違うし。考えてみれば選択的夫婦別姓すら認めないこの国が、登記に関わる話で旧姓をメインに使うことを許容するはずがないんですけどね。。。とはいえ、そう思って前回「旧姓(新姓)」OKがにわかに信じがたく何回も確認したのに。。。正直、軽々しく間違えないでほしかったです。
これ以上は愚痴になるのは控えます^^;ただ、1つだけ言えることは、旧姓を併記できるようになったのは平成27年2月27日からだそうです。詳しくはこちら。なので少しずつ進歩はしているということですね。何事もポジティブに考えたいと思います。

という訳で回答は、「旧姓メインの表記はNG。新姓(旧姓)の表記であればOK。」となります。

2.外国籍の人や海外居住者は理事になれるの?

結論から言うと、外国籍の人も海外居住者も理事になれます。
当団体では、理事のLin Sunは中国籍、監事の落合 道子は日本国籍ですがイギリス在住です。(住民票もイギリス)
それぞれ、居住国の公的機関が発行した住所証明書類1種類もしくは海外の自宅宛に届いている郵便物が2種類あればOKとのことでした。
ただ、外国籍もしくは海外居住者が代表理事になる場合は少し厄介かもしれません。申請が認証された後に行う登記は通常、代表理事名義で行うためです。
詳しく確認はしていませんが、さすがに登記となると自宅宛の郵便物でOKしてもらえるとは思えません。
ですので、もし外国籍もしくは海外居住者の方が代表理事になろうとしている場合は、事前確認が必須です。

3.海外居住者の住所確認書類は原本が必要?

申請時は少なくとも複写でOKとのことです。写メでもA4サイズになっていればOKとのことでした。
但し、登記の際は原本を用意してくださいとのことでしたので、申請期間の間に原本を手配しておきましょう。

さいごに・・・

いかがでしたでしょうか?
最後に都内在住者限定になりますが、申請内容の相談先について書いておきましょう。
NPO法人の申請先は「東京都生活文化局都民生活部管理法人課NPO法人担当」になります。
ですが、こちらでは書類の整合性チェックしかしてもらえません。認証手続きも都庁で行う手前、アドバイスができない立ち位置にあるからです。
もし申請内容(例えば、予算についてなど)について相談したい場合は、飯田橋にある「東京ボランティア・市民活動センター」をお勧めします。
■東京ボランティア・市民活動センター

電話番号は03-3235-1171です。こちらには、公認会計士や弁護士などの専門家が常駐しており、予約をすれば無料相談に乗ってもらえます。電話相談であれば予約も不要です。(専門家が不在の場合もあります。)
これからNPOの立ち上げを検討されている方は、ぜひ利用してみてくださいね。

それと、東京都 NPO法人ポータルサイトは東京都が運営しているNPO法人に関連する情報を提供しているサイトです。「ガイドブック」というリンクをクリックすると、「NPO法人認証制度にかかる概要、手続についてのガイドブック」をダウンロードすることができます。このガイドブックに申請書類の設立認証申請手続から認証後の手続(設立の登記等)までの情報がかなり詳しく記載されていますので、一番最初にひととおり読んでおくことをお勧めします。

果たして、私たちの申請内容は無事に認証されるのでしょうか!?
結果が出たら、またこちらでお知らせしたいと思いますので、お楽しみに!
それではまた!

「奥さん」以外の呼び…

こんにちは。ジェンダーイコールの田渕恵梨子です。

「奥さん」
みなさんは普段、この呼び方に対してどう思われていますか?

以前、当サイトの第8回座談会「配偶者のことをなんて呼ぶ?」では、主に男性配偶者に対する呼び方について取り上げました。
今回は女性配偶者に対する呼び方について考えてみたいと思います。

「奥さん」の由来

奥さんという呼び方は語源由来辞典によるとこのように説明されています。

奥様の「奥」は、入り口から離れた場所が原義で、その意味から、奥にある建物や部屋をさすようになり、そこに住む住人も意味するようになった。
「大奥」という言葉もあるように、奥に住むのは女性で、もとは公家や大名などの妻の敬称として使われ、身分の高い人の妻をいった。
のちに、武家や富商でも使われるようになり、一般にも広く用いられるようになった。 「奥方」も同じく、奥の方に住む人の意味からである。

また、日本語〜気になるあの語源では、このように説明されています。

ちなみに、「夫人」「奥さん」も高貴な身分な女性を指す言葉が由来。
夫人は天皇の御妻(みめ)の1つ。皇后、妃に次ぐ第3の地位の女性で、それが後に貴族の妻、さらに現在では他人の奥さんに対する敬称として使われています。

「高貴な身分の女性を指す」と言われても、違和感満載です。
日本の歴史では、北条政子や江戸時代の大奥など、一部の女性は権力を持っていたかもしれませんが、基本的に政治の表舞台に立つのは男性だったと思います。(現代の日本でもそうですが・・・)
権力のある血縁者や男性配偶者がいて初めて女性が「高貴な身分」を勝ち取れる時代。
性別役割が当たり前に根付いている社会から生まれた言葉だと思っています。

「奥さん」への抵抗感

私は普段から「奥さん」と呼ばれることにものすごく抵抗があります。
奥になんていません。日々社会の第一線に立っている意識で仕事に取り組んでいます。
そして世の女性にはどんどん社会で男性と対等に活躍してほしいと願っています。
「奥さん」という言葉は、「男性と対等に」という思いを邪魔してしまう気がするんです。
その言葉を使い続けることで、知らず知らずのうちに言葉に甘えてしまい、時には都合よく逃げてしまうように思います。
「私は奥さんだし。」とか「本来は主人がやることだし。」とか。。。
逆に主人と呼ばれる男性側からすると「自分は主人なんだからがんばらなきゃ。」等、無意識のうちにその言葉の呪縛に囚われて自分を追い詰めてしまう可能性もあります。

「奥さん」以外の呼び方が無いことに気づいた

という訳で、「奥さん」という言葉に差別意識を感じるので、できる限り使用を避けたいと思っています。
ですが、、、他に呼び方が無いんです(泣)
例えば、仕事でクライアントの家族構成をヒアリングする機会がたまにあるのですが、相手が既婚男性の場合、「奥様は・・・」という言葉は避けて通れません。
「配偶者様はどんなお仕事をされていらっしゃいますか?」とか言っても絶対「はぁ?」って思われますよね(汗)
で、結局使ってしまうんです。「奥さん」、「奥様」を。。。
使いたくない私にとっては言葉の拷問です。
女性配偶者の呼び方で誰にでも伝わる言葉ってこれ以外に無いですよね?

この呼び方を変えていきたい

「奥さん(奥様)」と「ご主人」。
この呼び方、そろそろなんとかしませんか?
我々は新しい時代に生きています。もうこの言葉達は明らかに古い。時代に合っていない。
将来、今の子ども達にも同じ疑問を持たせるなんてゾッとします。
私たちの世代のうちに「奥さん」や「主人」の言葉を一掃して、時代に合う言葉を浸透させたい。
一番の問題は、今の日本に代替用語が無いこと。
撤廃以前に、回避できる言葉を作って浸透させることが先決だと思っています。
みんなで代替用語案を考えてみませんか?
もし良い案があれば、ぜひこちらのコメントに投稿してください。
私たちジェンダーイコールのメンバーでも案を出し合っていきたいと思います!

エマ・ワトソン、フェ…

エマ・ワトソン、フェミニストなエマらしい「男女平等」を訴えるスピーチに称賛の声-FRONTROW

017年05月08日 10:08 FRONTROW

映画『美女と野獣』の女優エマ・ワトソンが、「MTVムービー&TVアワード」映画部門での最優秀俳優賞を受賞。その喜びと、性別での部門分けを無くしたMTVアワードへ称賛のスピーチを送った。

「女優賞」「男優賞」をやめる

MTVムービー&TVアワードは、今年から「最優秀女優賞」「最優秀男優賞」など賞を性別で分けることをやめ、「最優秀俳優賞」と2つの賞を統一した。

その理由は、男優も女優も行っているのは同じ「演技」であり、性別に関係なく「素晴らしい演技」というのはただ「素晴らしい演技」であるという考えから。同じことをしているのに、それを分ける必要はないのではということから、1つの賞に統一された。

「最優秀俳優賞」の映画部門にはエマ・ワトソンのほか、映画『ローガン』のヒュー・ジャックマンや『スウィート17モンスター』のヘイリー・スタインフェルドなど、男女を合わせた計6名が選出されていた。

そんな「最優秀俳優賞」を見事受賞したエマが、男女平等を訴えるフェミニストのエマらしいスピーチを行った。

まず、「ワオ、本当にありがとう」とお礼を言ったエマは、「はじめに、このアワードについて語るべきだと思うの。受賞候補者を性別で分けていない、歴史上初となるこの賞は、何かを物語っているわ。私たちが、どのように人間としての経験を認識しているかについてね」とコメント。

さらにエマは、「演技というのは、自分自身を他の人の立場に置くことの出来る能力」であると説明し、「だからこそ、(その能力を示すにあたって、男と女という)2つの部門に分ける必要はないの」と、自身の意見を表明した。

受賞できたのは「ベル」の人柄のおかげ

またエマは、「私がいい演技をしたと思ってもらえているのならすごく嬉しいわ。だってすべての歌うシーンはとても恐ろしいものだったから」と、歌唱シーンに苦労したことを告白したあとで、「私がこの賞を貰えたのは、ベルという人物そのものや、彼女が象徴するものが理由だと思うの」と、ベルのキャラクターに感謝。

周りの意見にも振り回されず、好奇心や情熱をもって生きるベルを演じられて「楽しかった」ともコメントし、「多様性や知識、多様性への受け入れ、喜び、そして愛を称賛しているこの映画の一員になれたことを誇りに思うわ」と語った。

そのほか、エマは賞のプレゼンターであるアジア・ケイト・ディロンにも感謝をコメント。アジアは自身の性別を男性とも女性とも限定していない「ノン・バイナリー・ジェンダー」で、そんなアジアから今回の賞を受け取れたことは「意味深いもの」だと語った。このエマのスピーチには、「素晴らしい」「心を動かされる」と賞賛の声が上がっている。

エマが「最優秀俳優賞」を受賞することとなった映画『美女と野獣』は日本でも先月21日より公開され、2週連続1位を獲得するなど好評を得ている。

職業と所得のジェンダ…

くるみ
こんにちは!ジェンダーイコールの篠原くるみです。
今回は、職業とそれにより得られる所得のジェンダーギャップについて最近気になった記事や本をご紹介します。男性と女性の賃金格差はどこから来るのか?どうしたら解消できるのか?女の子が大人になる過程で取る、「選択」に注目して考えてみます。

(さらに…)

育児は仕事の役に立つ…

こんにちは。ジェンダーイコールの田渕恵梨子です。

私は独身時代から仕事大好き人間でそれなりに仕事をこなしてきたと思っていますが、産後復職をしてからは、それまでとは比べ物にならない位、仕事のスキルが上がったと自負しています。
理由は間違いなく「仕事と育児の両立」です。

私は第1子の妊娠が発覚する直前、諸事情により前職を退職していましたが、産後半年を過ぎた頃に知人が経営する会社で求人を募集していることを知り、真っ先に手を挙げて就職させてもらいました。前職と同じIT業とはいえ、仕事の中身は全く別物。初めての育児に初めての仕事で毎日無我夢中で突っ走りました。あっという間に1年が過ぎ、ちょうど仕事にも慣れてきた頃に第2子を妊娠。ギリギリまで働きました。そして産休・育休中にも少しでも仕事に関わっていたい私に社長が与えてくれた仕事を産後1週間で再開しました。第1子の出産時には考えらないモチベーションです。それから私は更に仕事のスキルが上がっていったと思います。
仕事・育児・家事三つ巴で溢れかえるタスクの処理能力。全てをうまく回すための状況判断能力。クライアントとの重要な打合せと子供の発熱がバッティングした時に切り抜ける危機管理能力。育児の経験で仕事のスキルが向上したことは間違いありません。我が子には心より感謝です。

「育児は仕事の役に立つ」

そんな私ですから、この本を見つけて即買いをしたのは言うまでもありません。
本書の筆頭著者である浜屋祐子さんは、銀行、人材ビジネス、民間教育ビジネス勤務を経て、更に2人のお子さんを育てる傍ら、「育児経験がビジネスパーソンの仕事や能力形成に与える影響」を探求したいという思いで東京大学大学院という難関の入試を突破。人材開発の研究者である中原淳准教授のゼミ生となり、2年半に及ぶ研究の末に本書の出版に至ったそうです。

構成は中原さんと浜屋さんとの対話形式になっています。お2人とも育児経験をされているので共感ポイントが満載です。特に中原さんの父親視点での両立の苦悩は貴重な意見だと思います。中原さんは第2子の育児スタート直後、プチ鬱気味状態になったそうです。人材開発の研究者でさえもそのような状態になるんですから、世の一般的なお父さんたちにとってはかなりの励みになるのではないでしょうか。

本書は借りられる手があればいくらでも巻き込む「チーム育児」がいかに重要で仕事のスキル向上につながるかを具体的に説明しています。
ぜひ子育て世帯の方に読んでいただき、両立の重要性について理解を深めていただければと思います。

章の構成

第1章 「専業主婦」は少数派になる!?
第2章 「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ
第3章 チーム育児でリーダーシップを身につける
第4章 ママが管理職になると「いいこと」もある
第5章 なぜママは「助けてほしい」と言えないのか
第6章 日本の働き方は、共働き世帯が変えていく

著者紹介

浜屋 祐子(はまや ゆうこ)
研究者。
国際基督教大学教養学部卒業後、企業勤務を経て、東京大学大学院修士課程修了(学際情報学)。
現在は経営教育事業に携わるとともに、はたらく大人の学びに関する研究を続けている。
著書:「アクティブトランジション働くためのウォーミングアップ」(共著、三省堂)、「人材開発研究大全」(共著、東京大学出版会)

中原 淳(なかはら じゅん) 東京大学 大学総合教育研究センター 准教授。東京大学大学院 学際情報学府 准教授(兼任)。大阪大学博士(人間科学)。
北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員等をへて、2006年より現職。
近著:「企業内人材育成入門」(ダイヤモンド社)、「ダイアローグ 対話する組織」(ダイヤモンド社)、「リフレクティブマネジャー」(光文社)、「学びの認知科学事典」(大修館)、「経営科学ハンドブック」(中央経済社)、「学び学(近刊)」(東京大学出版会)、「デジタル教材の教育学」(東京大学出版会)など。

北とぴあ「スペースゆ…

こんにちは。ジェンダーイコールの大井です。
先日、北とぴあにある「スペースゆう」という男女共同参画活動拠点施設があるということで行ってきました!
「スペースゆう」とは王子駅にある北とぴあの5階にあり、区民、団体の自主的活動の場として利用できる場所になっているようです。
ここで団体が集まり、会議など情報の共有ができる場となっているようです。

充実した本の多さ!

ここには男女共同参画に関する図書、行政資料、雑誌、ビデオ等の閲覧や貸し出しをしてくれるようなのですが、その量に驚きです!
なかでも図書がとても多く行政資料や、雑誌等までチェックができないぐらいでした。ふつうにジェンダー関連の書籍も豊富なうえ、絵本も負けないくらいの冊数だったのでお子さんにもお勧めです!

交流する場所にはいい!

ここには多目的室(有料)、交流サロン、ミーティングルームがあるので団体登録をすると安く利用できるようです。
男女共同参画活動する団体にはとてもいい場所だと思いますので我々もうまくこの施設を利用できたらいいなと思いました!

住所や、詳しく記載されている北区のスペースゆう(男女共同参画活動拠点施設)のページをリンクしておきますので
興味のある方はぜひ行ってみてください!
スペースゆう(男女共同参画活動拠点施設)

女児が「女性は頭が良…

女児が「女性は頭が良い」と思う傾向、6歳までに弱まる 米研究 – AFP

017年01月27日 10:08 発信地:マイアミ/米国

【1月27日 AFP】男女の性差についての固定観念は6歳までという早い時期に現れ、女児の間で「女性は頭が良い」と思う傾向が弱まり「男性は頭が良い」と思う傾向が強まることが26日発表の研究論文で明らかになった。 (さらに…)

「さんすうセット」記…

こんにちは。ジェンダーイコールの田渕恵梨子です。

先日、長男が小学校に入学しました。
入学式当日、学校からこちらの「さんすうセット」が支給されました。

中身はこんな感じです。

おはじき1つ1つ、計算棒1本1本の細部にまで名前を書く必要があるとのお達しです。
たまたま知人から入学祝いにいただいたお名前シールを見たら、なんとさんすうセット用のシールが!!!
おはじきや計算棒に合わせたサイズ展開があり、ラッキー♪と思い作業を開始したところ、、、
これが思いの外苦戦。( ̄◇ ̄;)
「シールをピンセットでつまんで極小のおはじきに貼る」という作業ですが、2段階で苦戦ポイントが。
まずは「シールでピンセットをつまむ」これが意外に難しい。そして「極小のおはじきに貼る」これは手がぷるぷるしてなかなかきれいに貼れません。
おはじき29枚、計算棒80本あったのですが、これだけで軽く1時間位かかってしまいました。
そして、他にもブロックやカードなど、記名対象はまだまだあります。
さんすうセット1箱の記名は2時間は見ておいた方が良いでしょう。

ここからは本題です。
私は親として子供の持ち物に対する記名作業は義務だと思っています。
ですが、このさんすうセットに関しては、全国の小学生の親が毎年毎年2時間もかけて経験する必要が本当にあるのでしょうか?
「さんすうセット 名前書き」でググってみると、”小学校の洗礼”やら”一度は通る関門”やら世の親の悲鳴ページが続々と出てきますが、こんな洗礼を素直に受けている場合ではない気がします。だから日本は生産性が低いと言われてしまうのです。
ワークライフバランスが叫ばれている昨今、共働きで忙しい両親が子供と触れ合える貴重な時間にこの作業で2時間も費やすことこそ改善するべきではないかと思い立ち、本記事を書くことにしました。

全国のさんすうセット利用児童の数

政府統計の総合窓口「e-Stat」の【小学校】学年別児童数によると、平成27年度の小1児童数は1,082,770 人、平成28年度は1,066,375人となっています。
児童数は少子化の影響で年々減っていますので、直近の平成28年度をベースに100万人で設定しましょう。
そのうち、さんすうセット利用児童は7割の70万人と仮定します。

全国でどの位の負荷を生んでいる?

上のお子さんのお下がりを使用している児童もいると思います。
ですので、70万人から更に2割程度引いて、キリの良い50万人の親がさんすうセットに記名していると仮定します。
前述しましたが、さんすうセットの記名には平均で2時間位かかります。
50万人×2時間で100万時間、かかっていることになります。
100万時間とは一体どの位の時間でしょうか?
1年は24時間×365日で8760時間です。
年数に換算すると、100万時間÷8760時間=114年間!!!
1人が50万人分記名をすると114年間もかかるという訳です。
毎年毎年この膨大な時間をさんすうセットの記名に費やしているなんてもったいなくありませんか!?
この時間こそ子供と触れ合う時間にシフトさせるべきではないでしょうか?

改善案

文句ばっかり言っていても仕方ないので、3つ改善案を考えてみました。

  1. 製作工場側で記名システムを導入
  2. 現代のIT化社会においては、1セットずつ予め登録された名前を全ての部品に記名するシステムはそんなに難しいことではないと思います。
    例えば、入学1年前あたりに各家庭がウェブで記名申込を行い、工場側で記名処理を行い、学校単位で発送する仕組みを構築するのはどうでしょうか?
    工場側の生産効率は若干下がってしまうかもしれませんが、そんな仕組みを持っている工場であれば、受注数がうなぎのぼりだと思います。

  3. 学校側の備品として取扱う
  4. 番号などで管理すれば、毎年使いまわせると思います。
    但し、記名や紛失、改定部品の補充作業等は学校側の負担となるため、そこはアウトソース等の仕組みの検討が必要ですね。

  5. 記名アウトソースの仕組み構築
  6. 追加費用がかかっても良いので、記名をアウトソースしたいと思う人も多いと思います。
    シルバー人材とか刑務作業とか、こういった作業は引き受けてもらえないものでしょうか?

まとめ

いかがでしょうか?
昔の習慣にいつまでも囚われる必要はありません。
親も学校も工場も進化していくべきです。
仕事と育児を両立していると、本当に毎日時間があっという間に過ぎてしまいます。子供の持ち物に記名をする行為は親として当然の義務だとは思います。しかし、なんでもかんでも学校側から言われるがまま疑問を持たずに記名を続けるのはどうかと思います。改善すべき点は声を出して未来につなげていくべきではないでしょうか?
今後も気づきがあればこちらに書いていきたいと思います。