東京都北区主催「ちょこっと起業 ~私らしく始める、起業スタイルの見つけ方~」にゲスト登壇しました


田渕恵梨子
東京都北区主催「ちょこっと起業 ~私らしく始める、起業スタイルの見つけ方~」に合同会社とNPO法人の起業経験者としてゲスト登壇させていただきました。
当講座は、東京都北区が女性活躍推進事業の一環として、起業に興味がある女性を対象に、起業のコツやノウハウについてアドバイスする講座です。
開催場所は北区男女共同参画活動拠点施設の「スペースゆう」多目的室。定員は30名。
1回3時間の講座を全4回開催。4週に渡って中小企業診断士川口佐和子さんと税理士池田理世さんが、起業についてガッツリ指南してくれるという贅沢な内容になっています。
この講座がなんと無料!!!さすが北区、太っ腹です。
私は開催2日目、5/27(日)の講座に登壇してきました。

川口先生との対談

最初に私のこれまでの経歴について説明させていただきました。
その後、川口先生との対談形式で、合同会社の設立からその後のNPO法人の設立に至るまでの経緯、今後考えている新会社での事業構想についてお話しさせていただきました。

ジェンダー問題について話す時間をもらっちゃいました!

川口先生に、ジェンダー問題について話したいと相談したところ快諾していただけました。(川口先生ありがとうございます!)

まずはSex(生物学的性差)とジェンダー(社会的・文化的性差)の違いについて説明しました。

次に日本におけるジェンダー問題をいくつか紹介し、その中から今社会問題となっている「セクハラ問題」をピックアップして説明しました。
セクハラがなくならない理由に古いジェンダー固定観念が密接に関連しているという話です。

男性も女性も

高度経済成長期に確立したジェンダー固定観念から抜けきれておらず、当時の感覚がメディアや教育などを通して日本人に受け継がれてしまっています。
その結果、男性優位な固定観念から脱却できていない一部の男性が、職場の女性を対等に扱うことができず、性的対象にしか見れなくなっているのです。
これはセクハラ問題の要因の1つであり、日本が早急に解決しなければならないジェンダー問題だと考えています。そして、この問題を解決するには女性の自立が非常に重要だと考えています。

当イベントに参加されるような意欲的な女性にはぜひ知っておいてほしい内容のため、今回この話ができたことを非常にうれしく思います。

起業を考えている女性のみなさまに伝えたかったこと

ジェンダー話の後は、「行動すること」について話をしました。
行動することでチャンスに出逢えます。そしてチャンスが巡ってきたら取り組む姿勢について、私が考える5つのポイントを伝えました。

①チャンスが来たら即行動する。
 →即断即決が原則。少しでも「やってみようかな?」と思ったならやる。
②プロ意識をもつ。やると決めた時からプロ。
 →「私は素人なので」というワードは使わない。
③自分より上の層の人とつきあって視野を広げる。
 →労働者<経営者<投資家<資本家
④ギブ&ギブの精神で取り組む。
 →いちいち見返りを求めない。
⑤ここぞという時は意地でもやる。イニシアチブを取る。
 →目標達成の阻害要因は事前につぶしておく。

その後、「失敗を恐れないこと」、「日本人として生まれている時点で運があると思うこと」など、これから新しいチャレンジに挑もうとしている自分自身を奮い立たせるためにも、気持ちを込めて熱く語らせていただきました。

最後に

なんだかんだで1時間近く自由に話させていただくことができました。
このような機会をいただき、川口先生や池田先生はじめ、男女いきいき推進課の藤野課長、スペースゆうの職員のみなさまには心より感謝しております。
ありがとうございました!!!

当イベントは毎年開催されていると聞いています。中小起業診断士川口先生の起業ノウハウ、税理士池田先生の税務ノウハウを教えてもらいながら「やりたいこと」を事業にするためのヒントをゲットできる非常に有意義な講座です。
週末開催ですので企業にお勤めの方でも参加可能です。興味のある方はぜひ次回の開催時にご参加ください。
北区のホームページ、北区民に配布される「北区ニュース」等で告知されると思います。)

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