第2回座談会│夫婦別姓についてパート①


みなさま、こんにちは。ジェンダーイコール座談会コラムにようこそ!
第2回座談会のお題は「夫婦別姓について」です。

このお題は日本のジェンダー問題の中でNo.1と言っても良いほど根強く意識改革が難しい問題だと思います。
今後、何回にも分けてじっくり話し合っていきたいと思いますのでお楽しみに〜

なぜ、日本は「選択的夫婦別姓」が認められないと思いますか?

ゆみ
そもそも、夫婦同姓に疑問を持っていない人が多いんだと思う。
くるみ
確かに。私も結婚する時に普通に喜んでたなー。
ゆみ
私は、相手の家に嫁ぐんだと思うと少し寂しい気持ちになったな。結局、「嫁に行く文化」が根付いているからだと思う。
えりこ
私は昔から夫婦同姓には反対で、なぜこれまで親しんできた自分の姓を「結婚」という制度によってわざわざ変えないといけないのか、 なぜ選択の余地なく、男性側の姓に合わせなければならないのかずっと疑問を感じてた。
だから、結婚することが決まった後も、半年位籍を入れることに躊躇してた。 でもその時は出産を控えていて、母親からも籍を入れないなんてありえないと怒られ、考えに考えた結果、籍を入れないことは誰も望んでいないと思ったので、やむを得ず籍を入れた。でも、籍を入れた後も密かにできる限りの抵抗は続けていて、クレジットカードから銀行カードから必要に迫られるまで新姓のものは作らなかったよ。ちなみに仕事ではもちろん旧姓を使ってる。
くるみ
私は、子供を産むまでこんなに社会的弱者になるとは思っていなかった。子供の頃は、男の子と同じようになんでもできたし男と並んで生きていける自信があったのに、出産した途端、世界が変わった。母親とか奥さんとか呼ばれる文化で生きていく中で、意識的に自分のアイデンティティーを保ちたいと思うようになって、夫婦別姓の必要性を考えるようになったかな。最初は名前はどうであれ自分は自分と思っていたけど、そうはいかなかった。
ゆみ
今の時代に合わせれば良いのかなと思う。別姓にしたいと思う人がいるのであれば、時代に合わせて柔軟にその権利に対するメリットを探すべきだと思う。 反対する人は同姓のままでいれば良いだけなのに、わざわざ反対する理由がわからないよね。
くるみ
反対している人の意見も聞いてみたいよね。今度ゲストで呼んでみようかw

gender=的
「夫婦別姓についてパート①」のまとめ

  1. そもそも夫婦同姓に疑問を持っていない人が多い=「嫁に行く文化」が根付いている。→意識改革が必要。
  2. 別姓にした場合のメリットとデメリットを洗い出す必要がある。
  3. 「選択的夫婦別姓」について反対している人の意見を聞いてみる。

〜次回に続く〜

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